【恋人を作るより簡単な】メーカー勤務機械系エンジニアの転職方法完全ガイド(その1)

メーカー勤務機械系エンジニア「転職したいけど、まず何をすれば良いかがわからないよ。時間もないし…。逆に年収が下がったり、ブラック企業に転職しちゃったりして失敗しないか不安だ…。コロナもあるし、今はやめとこうかな。でも今よりも年収は上げたいから副業をしてみるか。しかし、機械系エンジニアって自分のスキルを活かした副業に不利すぎない!?副業も無理…。とりあえず「メーカー勤務 転職」「機械系 転職」って調べてもなかなか同じ職種の人の転職活動が出てこない。皆どうしてるんだろう。とりあえず就活の時みたいに、履歴書を作ってみようと思ったけど、巷の志望動機、自己PRの実例が、自分の仕事と分野が違いすぎて参考にならないよ~!」

こういった疑問にお答えします。

この記事を書いている著者は、新卒で中小機械メーカーへ設計開発職として就職しました。
しかし、企業の将来性に不安を感じ、4年目の6月下旬から転職活動をはじめ、4か月後に第一志望の大企業へ内定をいただきました。職種は同じ設計開発職で、業界(作るもの)を変えた、理想的な転職活動でした※。年収も80万円上がりました。
応募した企業の数は、4社です。(ちなみに4年前の就活の時は80社受け、落ちまくっていた就活負け組です。面接なんてクソくらえ!と思っていました。)

※なぜ理想的と言えるかは、著書「転職2.0」を読んでみてください。転職を少しでも考えた方におススメです。

転職を始めた人ならば誰しも、どうやって転職活動を進めれば良いかわからないですよね。そもそも転職して良いものか、良い企業に転職するにはどうすれば良いのか、レジュメはどう書いたらいいのか、そもそも今転職すべきか、と悩まれると思います。
とはいえ自分が就活中に苦労し、対して転職活動では希望通りの会社へ内定をいただけたからこそ、勝ちパターン的なものがわかってきました。就活の時から転職にかけて実体験として学んだノウハウを、わかりやすく伝えた記事にしております。これを見た皆様のお悩みを解決し、希望通りの転職をしていただけますと幸いです。実際やってみて、恋人を作るよりも簡単だと思ったのでご興味のある方は本気を出してやってみてください。

本記事の内容

手順1.まずはエージェントに登録しましょう【自分の心の潜在欲求に気づかせてくれる人が理想のパートナー】
手順2.レジュメ(履歴書・職務経歴書)を作成しましょう【意外と適当に書いている人が多い。】
手順3.応募しましょう【少数精鋭でOK!本当に自分が行きたいと思う企業へ応募しましょう。】
手順4.志望動機・自己PRを考えましょう【自分の実務経験からアピールできるポイントを探しましょう。コツがあります。受かった実例5つ記載!】
手順5.面接準備をしましょう【対人練習が超大切。良い会社へ入社するために、恥は捨てて誰かにみてもらいましょう。】
手順6.そして面接へ…【最も重要なのは、〇〇です。】

☆その1では手順1.2.についてご説明します!

手順1.まずはエージェントに登録しましょう【自分の心の潜在欲求に気づかせてくれる人が理想のパートナー】
転職活動を始めようと思った人がまずすべきことは、転職エージェントへ登録することです。

理由
1.転職するしないに関わらず、自分への求人がどのようなものがあるか知ることができる(自分の市場価値を知ることができる)。
2.自分が本当は何に不満を持っているかを知ることができ、転職活動の軸を定めることができる。(事前に準備は必要です)

エージェントを使う際の注意点
ここで大事なのが、
1.複数社に相談すること(少なくても3社。とりあえず3社と相談して、担当者がどれも微妙だなと思ったら他のエージェントにも登録していきましょう)
理由:自分に合うエージェントを見つけるため。エージェントも人なので、個性があり、あなたに合う合わないがあります。
2.ある程度考えをまとめていきましょう。(なぜ転職したいと思ったか?→本音を言いましょう。思ったことは8割本当のことを言いましょう。本音で言うと信頼されるからです。)
理由:考えをまとめずに面談に臨むと、自分が本当にこうしたいと思っていたのに違う方へ誘導されることがあります。途中で考えが変わることもありますが、面談が終わってから本当は違うのに…と言ったことが起こらないように、考えをまとめていきましょう。

例えば自分への求人はこのようなものがありました。
某家電メーカー、年収:500~800万、職種:設計開発
生活用品メーカー、年収:500~750万、職種:設計開発(管理職採用)
医療機器メーカー、年収:400~800万、職種:設計開発

このように、自分に合った求人がどんなものかわかるので、今の自分の市場価値を知ることができます。もっと市場価値を上げたいと思うなら、高くするにはどのようにすれば良いのかエージェントに相談しましょう。教えてくれます。

また、2.について、相談をすることで自分の価値観を知ることができることがあります。第3者からの目線って大事ですよね。自分では当たり前と思っていたことも、実は当たり前ではなかったことに気づくこともあります。エージェントから「話を聞いていると田中さんは、本当はやりがいを求めているのではないかと思いました!」なんて言われて、そうなのかな?という新しい視点を与えてくださった方がいます。自分がやりがいを求めているなんて微塵も思っていませんでした。思っていることを話しているうちに考えがまとまっていく、という経験をしました。普段はそんなタイプじゃないという方も、引き出してくれるエージェントを見つけてほしいです。


(反論への理解)
(転職予定ないのにエージェントに連絡してもいいの?)
こういった反応がありそうですが、結論から申し上げますと、大丈夫です。相談だけでもOKです。今すぐに転職したいわけではないのですけど~。と一言言っておきましょう。自分もそういうタイプでした。今の製品開発が落ち着く半年後くらいで、良い会社があればしたいと考えています。と言っていました。でも結局ご縁があって4か月で内定をいただきました。

もう一度主張 このようなサービスがあるのに、使わない手はありません。ぜひ使ってみましょう。

ちなみに、、
自分が実際に使ったエージェントをご紹介しておきます。
1.パソナキャリア
2.JACリクルートメント
3.マイナビ転職

→結局最後まで使っていたのは1.パソナキャリアだけでした。
理由
心に寄り添う姿勢、丁寧な態度に非常に満足しました。友人にもおすすめしています。必ずいい担当者に合うわけではないですが、パソナキャリアの場合は自分の担当、企業の担当、レジュメ添削担当、面接対策担当といらっしゃって、8割は素敵な方でした(2割は普通、という感じです。悪いという意味ではございません。)。ですので、良い方にあたる確率は高いのではないかと思います。技術系であれば、ある程度担当が決まっていますので、自分の担当になった方が当たるかもしれません。自分の担当は癒し系の女性の方でした。
複数同時に使うこともできますが、どこでどこに応募したっけ??ってなりますし、後述しますが少数精鋭で応募することをおススメしていますのでそんなにたくさん求人情報をもらう必要はないです。面談してみて、違うなと思ったら今回は他のエージェントを使いますと言って断りましょう。全然問題ないです。そこで転職する気がないのにずるずる連絡している方が、エージェントにとっても迷惑でしょう。

以上、まずはエージェントに登録しましょう でした。

手順2.レジュメ(履歴書・職務経歴書)を作成しましょう【意外と適当に書いている人が多い。】
エージェントに相談して自分の就職活動の軸がわかったら、軸に合った企業へ応募していきます。次にするのは応募する書類(レジュメ)の作成です。
ここでは、レジュメを書く上で1.基本的なこと、と2.応用的なこと、を解説していきます。

レジュメの書き方
1.基本的なこと【言わば最低ライン】
2.応用的なこと【ここで差がつく!】

1.基本的なこと
まずレジュメというのは、
・履歴書
・職務経歴書
この2つです。大体この2つを提出することが多かったです。
履歴書は就活の時も書きましたが、職務経歴書は書いたことがないので最初は何を書けばいいのか困りますよね。

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