見出し画像

百度が5月2日からネット手配の無人車運用開始

Apollo無人運転Robotaxiが正式に市民に公開。
百度は4月29日、中国初の「共有無人車」である百度Apollo無人運転Robotaxiが正式に常態化した商業運営を開始し、一般に全面的に開放したと発表。

画像2

5月2日から、公衆は百度の「Apollo GO」アプリを通じて、北京首鋼園などのエリアで、自動運転移動プラットフォーム「Apollo GO」が提供する「共有無人車」を予約することができる。
百度にとって、これは新たなマイルストーンであり、多くの時間を投入してきたApollo無人車が、公衆に触れる段階的な目標を達成したことを意味する。
北京首鋼園は2022年冬季五輪組織委員会と一部の競技会場の所在地で、交通流が密集する半開放区域だ。

百度のApollo GO「共有無人車」の運営ルートは首鋼園区の会場エリア、作業エリア、駐車場、カフェ、ホテルを経由しており、ユーザーのレジャーやオフィスでの移動ニーズの大部分を満たすことができる。

画像1

百度側はまた、今後、百度のApollo GOはより多くの都市とより多くの地域で常態化した運営を展開し、無人運転による移動サービスを提供し、北京冬季五輪期間中に首鋼園区内の選手と冬季五輪組織委員会のスタッフとの接続任務を担うと発表した。

実際、百度は2020年10月から、北京亦荘、海淀、順義などの地域で一般向けの自動運転有人テスト運営を開始している。百度の本部である北京は意外にも百度の無人ネット配車の第1都市となった。
百度の説明によると、百度のApolloが今回オープンしたRobotaxiは完全な無人運転が可能だ。
Apollo GOの「共有無人車(共享无人车)」は無人化された運営プロセスに基づいており、歩行VRナビゲーション、遠隔操作による車両のクラクション確認などの機能を備えており、乗客が車両を探すのに便利だ。

Robotaxiの利用フローによると、

乗車前:
車体のQRコードをスキャンして身元を確認し、健康コードをスキャンして登録しなければ、ドアのロックを解除して乗車不可
乗車後:
乗客が「行程開始」をクリックすると、システムはシートベルトが締められているかどうか、ドアが閉まっているかどうかをチェックして確認し、システムは自動的に行程を開始
行程中:
人の手で運転する必要は全くないが、偶発的に車両が閉じ込められた場合には、「5Gクラウド代行運転」が速やかに介入して脱出を支援する必要あり

公開された資料によると、百度のApolloは2019年からRobotaxiの無人化研究開発を開始し、北京市、長沙市、滄州市、米カリフォルニア州の4都市の開放道路とその他複数都市の半開放区間で同時にテストを実施している。
2020年9月15日、百度の「Apollo」はCCTVニュースで生中継され、無人運転の「Robotaxi」を初めて完全展示した。
現在までに、百度の無人車のテストチームは500台に達し、スマート運転特許を2900件取得し、テストナンバープレートを221枚取得しており、このうち有人テストナンバープレートは179枚で、自動運転ロードテストの走行距離は1000万キロを超えている。

終わりに

下記の記事を翻訳しています。
オンライン手配無人運転の自動車第一号が百度とは感動の涙が出てきそうです。百度で働く知人も以前からALL FOR AIと言っていたので、百度の夢の実現に向けた大きな一歩となりそうです。
百度の無人運転に関するデータや期間は他の会社を圧倒的に凌駕しているので追随するのもそう簡単ではない状況です。広告の問題でよく叩かれる百度ですが、最近スローガンを変えたように、会社のイメージも更に変わっていくことを私個人としても願っています。

下記記事では百度がいかにすごいのかが伝わります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?