【保存版/2024年版】目指せ深センマスター！ビジネス視察や旅行で訪れるべきスポット20選

(2024年10月28日更新)

皆さんこんにちは。『以前【保存版】目指せ深センマスター！ビジネス視察や旅行で訪れるべきスポット12箇所』というタイトルの記事がたくさん読まれておりましたが、2019年末頃に執筆し、5年も経てばさすがに大分様変わりしてるので、この度2024年10月時点での2024年版を更新することになりました。
複数名からアップデートを希望されていたので、お望み通り更新してみますよ。普段から私のツイートを見ているからであればもしかしたら大体把握しているかもしれませんが、かなり詳細に作ってみるのでぜひご覧ください。

ガジェットの聖地電気街：華強北

深センを訪れる際に必ず行くべき場所の一つが華強北です。このエリアは世界最大規模の電気街として知られ、あらゆる電子製品やガジェットが揃う場所として、ガジェット愛好家やビジネスパーソンにとって魅力的なスポットです。華強北は、深セン市の中心部に位置し、地元の人々だけでなく、世界中から電子部品を調達するバイヤー、技術者、スタートアップ企業が集まる場となっています。

深センの電気街の一般観光客密集する所はダイソンのパクリドライヤー置いてない方がおかしい状況やな pic.twitter.com/acYGaB6ds9

— 吉川真人🇯🇵日本一時帰国中 (@mako_63) April 18, 2024

華強北の起源は、1979年の改革開放政策に遡ります。この政策の一環で、鄧小平が推進した深センの経済特区化により、このエリアは急速に発展しました。日本の秋葉原をモデルに、電気街として発展した華強北は、現在その規模が秋葉原の30倍以上に達していると言われています。スマートフォン、ドローン、ロボット、そしてスマートホームデバイスまで、最新のテクノロジーを一堂に集めた場所であり、ここを訪れることで世界最先端の技術に触れることができます。

華強北の一番の魅力は、そのスピード感です。「深セン速度」とも呼ばれるほど、ここではあらゆるハードウェアが驚異的なスピードで設計・生産されており、アメリカのシリコンバレーで1週間かかるプロセスが、華強北では1日以内に完了するとも言われています。これにより、スタートアップや企業がプロトタイプを迅速に開発できる環境が整っているのです。電子部品やデバイスを探し回るだけでなく、最新技術に関わるエンジニアやバイヤーたちとの出会いも、このエリアの醍醐味です。ビルごとに異なるカテゴリーの店舗が集まっているため、探索する度に新たな発見があり、一日では回りきれないほどの規模です。

もし深センでビジネスや技術の最前線を体感したいなら、華強北は必ず訪れるべき場所です。電気製品やガジェットに興味があるなら、一度足を運んでみる価値は十分にあります。

住所：广东省深圳市福田区华强北华强北路1015号

工業エリアを改築したおしゃれスポットOCT LOFT

「OCT LOFT」は、1979年の改革開放以降にスタートした深センの重要なエリアで、元々は工業地帯として利用されていた場所をリノベーションし、今ではクリエイティブなアートエリアとして発展しています。
インドネシアやマレーシア華僑による資金援助を受け、工場が集積していたこのエリアは、経済発展に伴い新たな価値を生み出す場へと変貌を遂げました。現在では、アーティストやデザイナーたちが集い、ギャラリーやカフェ、ショップが立ち並ぶ文化的なスポットとして知られています。

OCT LOFTは、北京の798芸術区や台北の華山1914文創園区に似たアートエリアであり、訪れるだけでその独特な雰囲気に魅了されます。昼間はおしゃれなカフェでくつろぎ、ギャラリー巡りを楽しむことができますが、夜になると一転して、隠れ家的なバーやレストランがオープンし、深センの夜を彩る場所となります。特に、地元の人々や外国人アーティストが集まることで、国際色豊かな交流の場としても機能しています。

OCT LOFTは、ただのアートスポットではなく、深センの新しい一面を象徴するエリアです。工業地帯からクリエイティブなアートエリアへと転身したこの場所は、都市の発展と文化的進化がどのように交わるのかを体感できる貴重な場所です。アートやデザインに興味がある方には必見のスポットであり、深センの新しい魅力を発見できる場所としてお勧めします。

住所：深圳市南山区华侨城

眠らぬ夜を過ごすならCOCOPARK

深センは「ビジネスの街」として広く知られていますが、実は夜を楽しむ遊びスポットも数多く存在します。その中でも、深センでナイトライフを満喫したい方にお勧めなのが「COCO PARK」です。COCO PARKは、福田区の中心に位置する巨大なショッピングモールでありながら、夜になるとナイトクラブやお洒落なバー、カフェが軒を連ねるエリアとしても知られています。この場所は、日中とはまるで別の顔を見せ、深夜まで盛り上がりを見せる眠らない街として地元の若者や外国人に親しまれています。

COCO PARKへのアクセスも非常に便利で、香港から高速鉄道でわずか15分程度で到着する福田駅からさらに南に一駅移動した場所にあります。福田駅周辺の高層ビル群が広がる風景と、夜のCOCO PARKの光り輝くエリアが調和し、都会的でモダンな雰囲気を醸し出しています。特に、周囲には深センのランドマークとも言える「平安タワー」がそびえ立ち、まるで空に手が届くかのような壮大なスカイラインが楽しめるのも魅力のひとつです。