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【バイナリーオプション】トレード記録とチャート分析【2】

こんにちは。じゅんたんです。

今回もバイナリーオプションのトレード記録とチャート分析について解説していきます。

今回用意したのは先日Twitterでも話をあげたポンド円について。

チャート分析について少しでも参考になれば嬉しいです。


🔶波がわからなければチャートを引く

まずこちらのチャートをご覧ください。

こちらはポンド円の1分足です。先日リアルタイムで追っていた時にツイートしましたが、僕がチャートを見始めた時は既に(エリオット波動)第4波まで完成した状態だったんです。

そのあと価格はまた上昇していき上記画像のような状態となりました。

そのため僕は1波の安値と高値、そして2波から3波へ変わった押し目へFEを引いて5波天井でチャンスを待つことにしました。

僕はnoteやTwitterでよくエリオット波動やフィボナッチについて解説しますが、波の捉え方がイマイチわからないという人も多いと思います。

というかどれだけ優れたトレーダーでもほとんどの人が完璧に波を捉えることはできないと思っています。

例えば上記画像のようにチャートを拡大して見た時に波がたくさん見えますよね?

じゃあどこが何波でどこまで行けばトレンドが終わるのか?ということは人によって見方が異なるので全てのトレーダーの意見が一致することは無いのです。

ではこれはどうでしょうか?だいぶ見やすくなったと思いませんか?

チャートをもっと引いて見てみると大きな波が捉えやすくなります。

するとこのようにエリオット波動も数えやすくなるんです。

上記画像は最後に保存したのでネタバレになっちゃってますが、僕が見ていたのはちょうど5波を形成している段階でした。


🔶5波は初心者が狙いやすい波

5波起点を狙えれば順張りできたのですが、僕が見た時には既に上昇が始まってしまっていたため、僕は5波の天井=トレンド転換点を狙うことにしました。

エリオット波動5波目というのは初心者が狙いやすい波だと思っています。

なぜなら既に4波までの過程が見えているからなんですよね。

もしあなたがリアルタイムで相場を追っていたとして、毎回1波や3波の起点を見つけることができるでしょうか?

1波なんてトレンド始まりを狙うということですよね。熟練トレーダーでも至難の業だと思います。

それに対して5波であれば既にトレンドが形成されているというのが一目でわかりますし、トレンドの始まりもわかるのでFRやFEも引きやすくなるんです。

そして今回僕が「ここでトレンド転換する」と自信を持っていた理由が分厚い抵抗帯の存在でした。

5波の上には過去に何度も反発しているレジスタンスラインや5分足のFR38.2が控えており、さらに3波と5波からロングを狙っていたトレーダーの利確ポイント(FE)が重なるポイントだったからです。

なので僕は最初この抵抗帯でのプライスアクションを待っていましたが、売り買いの攻防が凄まじく上下に長いヒゲをつけたローソク足が増えてきたためプラン変更することにしました。

「5波高値ラインで狙えそうなら狙いつつ、3波高値ラインを割ってきてリトレースが入ったら戻り売りを狙う」というプランでした。


🔶攻防が激しい場所では無理に狙わない

5波が形成され始めた時に僕は天井圏での反発を狙っていましたが、どうも値動きが安定しないことに違和感を感じ始めていました。

とにかくヒゲが長いローソク足が多かったんですよね。そして上下に伸びていることからも売り買いの攻防が激しいことが読み取れます。

こういう時は下手に動かないほうが良いことが多く、売りと買いどちらかに勢いが傾いた時にその方向へ乗っかるほうが勝ちやすいんです。

この時僕はまだ買いの圧力が強いと考えていました。

というのも上の抵抗帯で完全に止められているものの、下もまた長期MA(緑)で完全に止められていたからです。

🔷長期MAを終値が下回っていない
🔷長期MAは右肩上がりに推移している

この2つの判断により僕はまだ売りを仕掛けるのは早すぎると考えていたのです。

逆を言えば長期MAを下回れば売りのチャンスだと思っていました。

そしてそのチャンスは訪れます。

それまで長期MAを終値が下回らなかったのに突然1本の大陰線で大きく下抜けてきました。

ここでまず初めの1本を打ちます。

予想通りその後下落が進み、、、

無事に勝利できました!

しかし思っていたほど下へ落ちませんでした。

なのでまだ買いの勢いは衰えておらず仕掛けてくるのでは?と疑問に思うように。

結果的にV字を作り再度上昇してFE161.8をついに突き抜けたのです。

当初予定していた天井圏での反発を僕は見逃しませんでした。

反動で戻ってきたところをローエントリー!

このあたりまだ上下に大きく振れていたため慎重にタイミングを見計らっていました。

今度は再びFE161.8へ到達したタイミングで逆張りを仕掛けます。

このエントリーはTwitterでもあげたやつですが、越えられない抵抗帯があったからこその強気のエントリーでした。


🔶シナリオ通りにいかない時もある

途中でプラン変更して戻り売りを狙うと言いましたが、そろそろサポートラインを割ってくるのではないかと様子を追っていました。


僕が「そろそろラインを割ってくる=売りが優勢である」と判断した理由は以下の2つです。

➀高値が徐々に下がってきている
②2本のMAがデッドクロスを繰り返している

他にもありますが、視覚的に見て判断したのはこの2つ。

白丸に注目すると上下を繰り返しながらも徐々に高値が切り下がってきているのがわかります。

さらにそれまでは短期MA(黄)が長期MA(緑)を下回っていなかったのに、デッドクロスを繰り返し上昇しても大陰線で勢いをかき消すのが見て取れます。

この一連の流れから僕はそろそろラインブレイクをするのではないか?と判断したのです。

そしてついに売り買いの攻防が破られる時が来ます!

陰線が連続してラインを下回ってきました。こうなると一気に下落への勢いが増します。

ここで考えなければならないことは買いトレーダーの心情です。

上昇トレンドが形成されてから買いポジションを持ったトレーダーは出遅れていることから5波からポジションを保有している場合が多いです。

先ほどの長い攻防の後のラインブレイクはこれらのトレーダーの損切りを誘発しさらに下落が加速していきます。

また、短期的な上昇を狙いに来ているスキャルピング勢も利確できなかったトレーダーの損切りが入ってくるので下落が加速するのです。

🔶下落が加速する理由
・5波から買いポジションを保有したトレーダーの損切り
・短期上昇を狙ったが利確できなかったスキャル勢の損切り
・トレンド転換を読んでポジション保有した売りトレーダー

もう一度上がるのではないか?と僅かな希望を持っていたロング勢もこの下落の勢いを見るとたまらず損切りを入れたくなるのは当然です。

ラインブレクしたら一気に価格が進むことが多いのはこういったトレーダー心理が働くからなんですよね。

あとは一旦のリトレースが入ってくればそこから戻り売りを仕掛けられると考えていました。

が!なんとこの相場一度もリトレースせずに大暴落してしまったのです!

リアルタイムでTwitterでも嘆きましたがやはり悲しい、、、( ;∀;)


順張りで連続エントリーしていた人はスーパーボーナスタイムだったでしょうね!笑

結局この相場どこまで下落していったのかというと、なんと1波の安値も下回り矢印のあたりまで下がっていきました。

短期目線での話ではありますが、ここまで下落するとは意外でした。

今回シナリオ通りにいかなかった敗因としては天井圏での攻防の時間軸(横軸)にあったのかと思っています。


🔶上位トレーダーは時間軸(横軸)も見ている

例えば上記のように上昇トレンドの天井で綺麗に反発した場合は下落の修正波も同じように規則性のある波を形成していくことが多いです。


対して上記のように天井圏でレンジを形成した場合、この期間が長ければ長いほど下へブレイクすると急落する傾向があります。

これは底値圏でも同じことがいえます。

このように過去のチャートで見ても天井圏や底値圏でレンジ状態になった後は急騰急落しているのがわかりますよね?

転換ポイントで価格が上下を繰り返すということは、売り買いが拮抗状態であるということです。

つまりこの期間が長ければ長いほどトレーダーの注目が集まりやすく、一度大きく動いた方向へトレーダー心理が集まりやすくなるのです。

なので上位トレーダーは皆、チャートパターンやラインブレイクの際は不自然な流れになっていないか時間軸(横軸)にも注目しているのです。


🔶まとめ

今回のトレードで学ぶべきポイントをまとめます。

1️⃣大きな波を見るにはチャートを引いてみる
2️⃣初心者はエリオット波動5波を狙うのがおすすめ
3️⃣売り買いが拮抗状態では動きがあるまで静観する
4️⃣シナリオ通りにいかない場合も想定する
5️⃣時間軸(横軸)にも注目する

このトレードでもたくさん学ぶべきことはあったかと思います。

僕もこうやってアウトプットすることで改めてエントリーの振り返りになりますし、反省点も見つかって勉強になります。^ ^

バイナリーで安定して勝つことができない人は面倒ですがご自身のエントリーをチャートで振り返って考えるということを行なってみては如何でしょうか?

きっと得られるものはあると思いますよ!

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