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「自分語り」は面白いか?

いわゆる「自分語り」というものが苦手である。
他人に興味がないというわけではないのだけれども、どうも自分語りをメインにしている人の文章を読むと、承認欲求みたいなものが透け見えてしまって、なんだか片腹痛い気持ちになってしまうのだ。
承認欲求は多かれ少なかれ誰にもあるし、それを曝け出したうえで面白いものを創り出し、受け容れられる例もあろうかと思うが、少なくとも自分の周りにそのケースはあまり見当たらない。

それより、モノを語る人の方が好きだ。
自分が愛してやまないもの、ハマっているものをそれぞれの表現方法で発信しているのを見るのが良い。

日常会話でもそうだと思う。自身の話ばかりをする奴の話より、たとえその対象物をよく知らなくても、愛好しているものの話(何故それが好きなのか?ハマったきっかけやそれにまつわるストーリーなど)を聞くほうが経験則的に面白い気がするし、その人の性格や考え方がより具体的に分かるのだ。

面白いか面白くないかというよりは、要はテクニックの問題なのだろう。つまり、面白い自分語りというのは技術が要るのだ。それに比べて、モノ語りの方が伝え方は捻らずストレートの方が、それを語る人となりが誤解なく伝わる気がする。

ここまで書いてふと気づく。前回の投稿や今回の文章の半分くらいは「自分語り」じゃないのか?
…よくわからなくなってきたのでここまで!

次回以降は自分の好きなモノについて書いていく予定です。

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