宍戸
ボ:俺の地元の友達に宍戸って奴がいるんだけどさ!
ツ:宍戸さんって方がいるの?
ボ:その宍戸は作曲家なんだよね!
ツ:曲を作ってるんだ!すごいね!
ボ:それが音楽一本じゃ食べていけないってことで普通のサラリーマンに転職したんだよね!
ツ:音楽の道は厳しいんだね!
ボ:それで今は会社の寮に住んでるんだよね!
ツ:寮から会社に通ってるんだ!
ボ:それがなんか宍戸はその寮から逃げ出したいって思ってるみたいなんだよね!
ツ:その寮から逃げ出そうとしてるの?
ボ:宍戸失踪しそう!
ツ:宍戸失踪しそう?宍戸さんはその寮から失踪、逃げ出そうとしてるってこと?それは本人が言ってんの?
ボ:いやそういう噂が地元で流れてる!
ツ:そんな噂が広まってんだ!
ボ:宍戸失踪しそうらしい!
ツ:宍戸失踪しそうらしい?宍戸さんは失踪するかもしれないらしいよっていう噂が広まってるんだ!それは心配だね!
ボ:そうなんだよ!だから元気出させる為にも宍戸の好きなものをプレゼントしよう思ってるんだよね!
ツ:いいじゃん!宍戸さんは何が好きなの?
ボ:シッソーシソーラシーシシドミソ!
ツ:…リコーダー吹いてる?
ボ:は?リコーダーなんて吹くわけないじゃん!
ツ:そうだよね!もう一回言ってもらえる?
ボ:失踪しそうらしい宍戸、味噌!
ツ:失踪しそうらしい宍戸、味噌!失踪しそうな宍戸さんは調味料の味噌が好きなんだ!
ボ:そう!それでうちの近くにインドカレー屋があるんだけどそこに味噌を使った変わったドリンクがあるんだよね!
ツ:味噌を使ったドリンクってなに?
ボ:ミソラッシー!
ツ:ミソラッシー!?味噌をヨーグルトで割った飲み物!味噌ラッシー!
ボ:それそれ!味噌ラッシー!
ツ:それそれ!味噌ラッシー!?おん?
ボ:だからこの味噌ラッシーの事を宍戸に教えてあげたんだよね!
ツ:宍戸に教えてあげたの?つまりシッソーシソーラシーシシドミソラッシーシラシ!?
ボ:そう!知らしたの!そうしたら興味を持って食いついてきたの!
ツ:興味を持って食いついてきたの!?つまりシッソーシソーラシーシシドミソラッシーシラシソソラレ!?
ボ:そう!そそられたの!
ツ:なんでだよ!味噌ラッシーなんてぜってーまずいじゃん!
ボ:知らねーよ!俺だっていろんな味噌の料理の写真を宍戸にメールで送ったけどその中からあいつは味噌ラッシーを選んだんだよ!
ツ:えー?いろんな写真から味噌ラッシーを選んだの?つまりドレミレドシシドミソラッシー!?
ボ:え?
ツ:だから色んな写真を見れども、どれを見れども宍戸は味噌ラッシーを選んだんだろ?それはつまりどれ見れど宍戸味噌ラッシーじゃねーかよ!
ボ:そうなんだよ!だからこないだそのインドカレー屋行ってきたんだよ!
ツ:いいじゃん!
ボ:そしたらその店、椅子がフカフカだったんだよ!
ツ:いいね!めっちゃ寛げるじゃん!
ボ:ただ宍戸がミスってその椅子に味噌ラッシーを溢しちゃったんだよね!
ツ:ミスってこぼしちゃったの?つまりシシドソソシミソラッシーソファー!?
ボ:なに?
ツ:だから宍戸はミスをして、粗相をして、フカフカの椅子、ソファーに味噌ラッシーをこぼしたんだろ!?宍戸粗相し、味噌ラッシー、ソファーじゃん!
ボ:そうなんだよ!そしたら店員がブチ切れて刃物を持って襲ってきたんだよ!
ツ:なにそれ?大丈夫だったのかよ!
ボ:そこはうまく避けて追い払ってくれたんだよね!
ツ:避けて追い払ってくれたの?つまりシシドソードミソラシソシシシッシッシッ!?
ボ:はぁ?
ツ:なんでわかんねーかな!宍戸さんが刃物、ソードを持って襲われたけど避けて、身を反らして避けて攻撃を阻止し、身反らし阻止し、シッシッシッって追い払ったんだろ!宍戸ソード身反らし阻止しシッシッシッじゃん!
ボ:そうなんだよ!ただ宍戸といっぱい話したけどなんで寮から逃げ出したいのか皆目見当もつかないんだよね!
ツ:…作曲家への道が諦め切れないからだろう!
ボ:え?なんで?
ツ:だってずっと俺らドレミファソラシドだけで喋ってたじゃん!それってそういう事じゃないの?
ボ:え?俺らドレミファソラシドだけで喋ってたの?
ツ:喋ってたじゃん!気づかなかった?
ボ:全然気付かなかった!
ツ:マジかよ!せんりつが走るわ!
ゼストの小野です! ネタ帳がわりに使っています! 皆さんの意見、アドバイスをお聞かせください!