１年の長さ

え～！？１年！？もう１年くらい経つん？

マジか～。でもいろんなことあったな。
転職とか、引っ越しとか。
あんまり無いか。

心を動かすような出来事を数えようとすると、
この１年が何十年にも思えるくらいの長さを持っているような気さえする。
本当はそれぞれで何かを感じているはずなんだけどね。

オタクを始めてから
ずっと死地を探すような推し方をしてきたと、振り返ってみると思う。
自己実現、承認欲求、交友関係の広さとか、
いろんな事を推し事という消費を通して貪ってきた。
そのツケなのかもしれない。

拗らせてるって思うさ、俺にだって客観性の「きゃ」くらいある。
でもそれくらい推したかった。
この子がただ、この子の思うように生きることを応援する。
それに付随するオタクとしての自分の私利私欲さえ、
ときに邪魔だと感じるくらい。応援したかった。

俺はどこへ向かうんだろうか。
どこへ行っても、僕の夜の空に君は浮かんでいる。
そう思いたいというエゴを抱えて生きるよ。

どこかで生きてくれるだけで、嬉しいです。
幸せであってもそうでなくても。