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#32.使い捨ての母乳パッドを布製に変える

長男出産のときには一年以上、使い捨ての母乳パットを購入していました。けっこう母乳が出る方だったので、パットなしで授乳すると洋服までびちゃびちゃ。なくては困る必需品だったのですが、私には単価が高く、頻回授乳の度交換するのが手間でした。

夏場は汗をかいて不快だし、かぶれるのが辛くなってきて手作りもしてみたものの、専用の防水布を挟まなかったので、やはり洋服まで濡れる。
そして濡れた後の乾きも当然悪いので、気持ち悪い。
何とかならないものかと思いながら、しまいには使い捨てパットに加えて、ただガーゼを折りたたんだものを挟んでおくという暴挙に出ているうちに、断乳のタイミングを迎えました。

そして次男。
ゼロウェイスト開眼前でしたが、使い捨てパットのゴミを毎回捨てるのが面倒なのと、節約目的で購入したのが布製母乳パット。

似たようなものは色々と売っているのですが、オーガニック系で高価なものは避け、こちらを購入。今現在、9か月ほど使用しています。
これのおかげで今回の授乳ではほとんど使い捨ての母乳パットを使っていません。
私は一切かぶれることもなく、3セット購入で洗濯にも余裕があるし、とても快適です。使い捨て母乳パットと違って、半日~一日変えなくても不快感はありません。(一人目の時より母乳の出が安定しているからかもしれませんが…)

デメリットもあり、その時には知り合いが余ったからと譲ってくれた使い捨てパットを使用しています。

・外出時は布製パットだとかさばる。特に薄着の夏場など、洋服によって使い捨てパットを使用しました。
・布製はただ挟むだけなのでハーフトップやブラジャーのようにアンダーを抑える下着にしか使えない。
アンダーの締め付けが鬱陶しい時や、暑苦しい真夏にも、貼り付けられる使い捨てを使用することがありました。
・使用していると内側がだんだん黒ずんでくる。我が家の洗濯で漂白剤を使用していないせいかもしれません。

それでも、使い捨てパットを使用したのは、9か月の間で総じて10日もないと思います。

ゴミも減る、節約にもなる、肌にも優しい、我ながらいい選択でした。
なぜ一人目の時に布製の存在に気が付かなかったのか。
先輩ママである妹も使い捨て一辺倒だったので、あまり認知度がないのかもしれません。世間では、布ナプキン的な扱いでしょうか。

母乳パットも人によっては年単位で毎日使うもの、かなりの消費量になるはずです。ゼロウェイストの観点からも、出産準備リストでは使い捨てない製品をまず紹介してほしい。

転じて、小学校でも使い捨てナプキンだけではなく布ナプキンや月経カップも子どもたちに同列に紹介してくれたらと思っています。

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