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石鹸洗髪のおともに。ハーブビネガーでトリートメント

職場復帰してから、日々のスピードがこれまでと雲泥の差です。
体感的には育休中の1日=復帰後の1週間くらいの早さ。

これまで細々やってきたゼロウェイスト活動が吹っ飛ぶのでは?と危惧していましたが、思ったほどには崩壊していません。
しかし続けてきた湯シャンは時間がかかるのがデメリットで、石鹸洗髪に切り替えました。

湯シャンは洗髪前に丁寧に髪を梳かす必要があり(わたしはよく省略していましたが)たくさんのお湯で時間をかけて洗う必要があります。
平日、降園後の怒涛の2時間で、子どもたちを洗いながら自分の髪を丁寧に洗う暇がなくなりました。
そしてお湯がすごく勿体ないなあと思い…
(これに関しては、水の使用量と石鹸による水質汚染・石鹼入手にともなうウェイストなど考え始めると、もうどちらがいいのかさっぱりわからない)

とくにわたし毛量が非常に多く、美容師さんにも「二人分切りましたよ!」とか「乾く気がしない…」とか言われ、髪留めにも負荷がかかって頻繁に壊れるくらいなので、地肌まで洗うのに時間がかかります。
湯量もたくさん使います。
洗うのが面倒になって洗髪回数が減っており、夏にこれでは衛生上支障がある気がして、石鹸洗髪に切り替えました。

石鹸はおなじみ、手作りの紐通し石鹼。

この大きい石鹸を地肌にこすりつけて泡立てます。
石鹸洗髪は、髪が慣れればリンスなしでも問題ありません。
洗髪中と乾かしている時はごわごわしますが、乾いたあとは落ち着いて通常の髪質に戻っています。(濡れて開いたキューティクルは、トリートメントで修復しなくとも、乾けば元通り閉じるというはなし)
けれど酢リンスすると、髪の手触りが柔らかくなって、乾かすまで扱いやすくなります。
多毛なのでタオルドライも、乾かすのも一苦労。濡れて重たい髪をタオルで頭に巻き付けていると、肩こりがすごいので、乾かすまでの状態も結構大事です。

ミツカンの瓶入り穀物酢を使っていましたが、ベア・ジョンソンさんが酢リンス中に夫に言われた一言「ニシンの酢漬け」が常に頭を過ります。
カウブランドなどから石鹸シャンプー用リンスはたくさん出ていますが、それは買いたくない。クエン酸は匂いもないけれど、プラ包装なのでできれば避けたい。

ということで、ハーブビネガーを作ってみることにしました。
ハーブビネガーなんてすてきなネーミングですが、わたしが作ると、

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ミツカンの瓶に、洗ったローズマリー(実家の庭産)を突っ込んだだけ。

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軽く調べると食用のレシピが多かったのですが、わたしはリンスに使うので、細かいことは気にせず作りました。
ミツカン1瓶買ってきて、トマトペーストの空き瓶に入るだけ移してローズマリーを突っ込む。ミツカン本体にも少量残してローズマリー少々。ミツカンの瓶は口が狭いので、この中に大量のローズマリーを入れると取り出すのが面倒そうだと思い、念のため瓶を変えました。

ミツカンの少量の方は、間を置かずに早速使い始めました。
トマト瓶の方は一応、冷蔵庫にて保管。

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1か月置いたのがこちら。色がけっこう出てきました。
右の少量の方は、作り始めから使っていましたが、時間が経つにつれ、お酢くささが若干、本当に若干マイルドになり、ローズマリーの匂いが少しし始めました。
しかしニシンの酢漬け臭が回避されたかというとそんなことはなく、酢とローズマリーの匂いが混ざってより複雑な刺激臭になった感じがします。

ローズマリーエキスが何の役に立つのかはわかりませんが、エキスの効果がないとちょっとハーブビネガーをわざわざ作るメリットを感じません。
(コストも手間もかかっていないのでいいっちゃいいのですが…)

ハーブオイルと違って、常温放置でもまったくかびず、保管に気を遣う必要はなさそうなので、たまに瓶を振りながらしばらく漬けっぱなしにして、今後の変化を確かめようと思います。
願わくばニシンの酢漬けがハーブの香りになってほしい。

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