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柔軟剤不要?古着リメイクで、フェルトのドライヤーボール

こちらは、ギフトエコノミーという本で知ったアイテム。

新しく、とても素敵な価値観に心揺さぶられているところです。
物を個人所有から地域共有にして(ギフトして)稼働率を上げ、新たな資源消費をやめよう、という内容。

本の紹介はまた次回として、いますぐチャレンジできそうなのはドライヤーボールです。
フェルトでできた拳大のボールをいくつか乾燥の時に入れて回すと、ふんわり仕上がり乾燥時間も短縮されるという…
じゃセーター混ぜて乾燥させればふんわりするのか?とか洗濯で一旦濡れたものでも効果はあるのか?とか疑問は尽きませんが、
手元の不用品で作れるのならば積極的に試してみます。

日本ではメジャーな品ではないのか、市販品は多くなさそうです。

さてわたしが使ったのは、リサイクルショップで購入したカシミア100%セーター。
少し前に解体して、胴部分は子どものスリーパーに、袖は両袖合わせて琺瑯おまるのカバーにリメイクしました。

スリーパーは今年も活躍中ですが、おまるカバーは…トイトレ難航&次男がもともと持っていたプラスチック製おまるを気に入っているため、まったく活用されていませんでした。

今こそドライヤーボールとして生まれ変わるとき。
リメイク品のリメイク決行です。
といってもカバー時代に入れたゴムを抜いて丸めて、フェルト化するだけ。

といってもフェルト化ってどうやって?
フェルティングニードル、昔かじった時に持っていたのに今ではどこかにいってしまって悔やまれます。

とりあえず丸めたカシミヤを濡らして石鹸をごしごしつけ、紐で縛って洗濯機に放り込んでみました。

一度洗濯後…想像通りフェルト化なんてしているはずもなく、紐が解けてただの帯になって乾燥されていました。

次は紐増やしてぐるぐる巻にしてチャレンジ。
それでも何回か使っていると解けて帯状に。

仕方ない、最後の手段で、古ストッキングに入れて丸めて、また何度か使ってみました。
それでもまあるくフェルト化する気配はまったくありません。

やや毛羽だってふんわりした程度。
大きさはこのくらいです。

ストッキングに入れたまま使うとなると、
ナイロン製のストッキングから流れていくマイクロプラスチックと、乾燥効率が上がるらしいこととどちらを取るのか悩ましい。

さておき使用感ですが
ドライヤーボールもどきを入れたからといって劇的に洗濯物ふんわり!とか乾燥時間激減!とかはありませんでした。
我が家は夜中のうちに洗濯から乾燥まで通して終わらせるので、乾燥時間の増減に気づいていない可能性も。
本来乾燥時に入れるはずのものを、横着して洗濯時から入れているため、水分を吸って早く乾く、という効果がないのは当然です。

でも洗濯物の量によって湿ったまま仕上がることがあったのが、最近はないような?
ボール状のものが入っているだけで、洗濯物がドラム内で回りやすいのは理解できます。
洗濯物の量によって3個とか6個とか入れるものらしいので、またウールセーターが古くなったら作り足すかもしれません。

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