子どもズボンは捨てないで!ポケットだけ移植してアップリケ代わりに
我ながらナイスアイディアな、子どもズボンの補修方法を見つけました。
必要なのは、サイズアウトし、人に譲れないほどに着古した子どもズボン。
その子供ズボンのお尻のポケットを切り取って取っておきます。
(その他、ウエストゴムやボタンがあれば、もちろんそれも外してまたの機会に再利用)
それ以外の部分は、ウエス、布ナプキン代わり、裾を輪のまま布ティッシュにしたり、お好みで。
衣替えの季節に、お下がりでもらって我が家でもさんざん着古したズボンから、ポケットを切り取りました。歴代の使用人数は5人以上です。(少しでもハサミを入れるのがもったいないと思う服は、リサイクルや衣類回収に回した方がいいと思います)
切り取るときには、周囲を1㎝ほど大きめに切り取っておきます。
こうしてアップリケ代わりのポケットをストックしておけば、いつでも子ども服の補修に使えます。
わたしがこのアイディアを思いついたのは、このズボンをどうにか履けるようにしたかったから。
お下がりで貰った時点で、写真右下に1㎝ほどの穴が開き、左の腿には広範囲にわたって赤いインクの染みが。
市販のアップリケなら3つは必要だし(買ったことないけど)、刺繡でごまかすにしても広範囲すぎてちょっと面倒。
もっと手っ取り早く、しかも子どもが気に入りそうな補修ないかしら。
たまたま、錨マークが好きな息子のために、サイズアウトしたズボンから一応切り取っておいたこのポケット。生地の毛玉からわかる通り、次男までヘビロテで愛用していました。
ポケットがたくさんついた服、子どもはなぜか好きですよね。これならば、あまり着心地も悪くならず、大々的に粗がカバーできるのでは?
周囲の生地を折り返しながら、手でまつり縫い。糸替えが面倒でなんと赤い糸で縫っていますが目立ちません。
ポケット生地にかからないように、折り返した縫い代だけを針ですくってもいいし、このようにポケットごとまつり縫い、もしくはブランケットステッチしてもいいと思います。
ポケット位置を、正面ではなく、左右の縫い目にかけてずらしたのがポイント。カーゴパンツのポケットをイメージしました。
実はカバーしきれなかった赤いインクはまだ一か所残っていますが、ポケットの目くらまし効果により全然気になりません。(写真よりもっと濃い染みです)
ビフォー写真がないため、ズボンをひっくり返して元の状態を確認してみます。
こちらは穴開き。
こちらは赤いインク染み。
ポケットアップリケ、ごわごわして邪魔くさいかな?と思いましたが、ポケット好きな息子の、お気に入りズボンになりました。
元のズボンとアップリケポケットとの、組み合わせを考えるのも楽しい。
我が家にはお古の子どもズボンがたくさんあるので、そのポケットを使いましたが、大人Tシャツのポケットでもいいし、端切れをポケットの形に縫い付けてもいいかも。
膝に付ける場合は、伸縮性のある生地が、履き心地いいと思います。
なんでもあるもので、ゼロウェイストなやり方で。
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