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15年物のオニツカタイガーのジャージを繕いました

夫愛用のオニツカタイガーのジャージ。
私が夫に出会った頃から週5くらいのペースで着ており、かなり年季が入っています。

胸のロゴは薄くなり、

背中全面に施してあったタイガーの刺繍は、糸がかすかに残っているだけで、面影もなく、

チャックも壊れていました。
タイガーモチーフがなくなっています。

以前、左袖が破れてエルボーパッチをつけました。
処分したら?という私に、夫は「このあと、この穴から腕が入っちゃって肩まで破れるんだよ。一枚布になるまでは大丈夫!」と言いました。
本気なのか冗談なのか、私をビビらせようとしてるだけなのか、いまだにわかりません。

今回は右袖の肘部分に穴が。

前見頃も小さく穴が空いています。


今ではゼロウェイストを目指しているため、もう私も処分したら?などとは言いません。
どんなにみすぼらしかろうと、布一枚になるまで着てもらいます。

袖は、前回補修したエルボーパッチのキルトが、少しずつほつれてきているので、今回は裏から当て布して補強してみます。

子どもロンパースのリメイクで出た、綿スムースの端切れを裏から仮止め。 
ゼロウェイスト目指して、糸も針に通っていた残りをそのまま使っています。

表に返して紐状になった所を、端切れに留めます。
できるだけ糸を無駄遣いしないようにとショートカットしたら、ばつ印になってしまいました。

さらにあまり糸ピンクで補強し、周りをあまり糸黒でなみ縫いしてできあがり。
表に返したり裏返したりして、端切れがよれないようにしています。
不要な部分を縫わないように、裁縫箱にしている缶の蓋を、中に入れて手縫いしました。

こうして見ると、全部黒糸で始末すればまだマシだったかもしれません。
縫い目の粗も断然目立たないし。
生地色に合った糸選びの重要性が、よくわかる一件でした。

前見頃の穴も、黒糸で適当に縫い縮めて終了。
チャックが壊れているのは自分で何とかしてもらいましょう。

このまま引き出しに入れると、夫は補修したことに気がつかないので、精一杯恩を売ってからしまいました。

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