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割れたスマホケースを延命。革を貼るだけリメイク

ゼロウェイスト革命以後、スマホケースが常に悩みの種です。
ほぼプラスチック製だし、すぐ汚れるか、壊れる。
はじめセリアで買ったシリコンケースを使っていましたが、黄ばんできてもう人前で取り出すのも恥ずかしいほどになり、
次に買ったのは背面が強化ガラスのケース。シリコン製よりもプラスチック含有量が少ないと思って…
半年も迷って購入したのに、なんと一度落としただけで割れました。強化ガラスだからもっと丈夫だと思ってた。
この程度で買い替えるものかと、割れた部分にセロハンテープを貼って使うこと数か月。背面の大きなひびはともかく、周囲が細かく砕けて頻繁に指に刺さるようになり、さすがに次の一手を考えました。
もうゴミになるものは買いたくない一心で、ためすつがめつケースを眺めて気づきました。ガラス面だけ取り外せるのでは…?

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周囲の隙間に爪を入れ、力を入れたら薄いガラスがベリベリっと剥がれました!(剥がしたガラス面は、写真を撮る間もなく捨ててしまいました)
適当に接着された糊の跡が見えます。
よかったこれなら危険なく使えます。プラスチック面がつるつる滑るけれど、ガラス面がなくなって軽量に。
見ているうちに手を加えたくなり、革を貼ってみることにしました。

なぜ革かというと、昔手芸屋さんで買った端切れが使い切れずに残っていたから。30センチ四方で数百円だったと思います。
もし断捨離で処分していなかったら、リバティのラミネート生地を貼っていたのに!リメイクや手作りなんてもう一生できないと感じた、一人目子育て中に、手芸用品を思い切りよく捨てたことが悔やまれます。

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仕方ない、残っている革の方を、ハサミでスマホケースの背面サイズに切っていきます。カメラの窓部分もあるので慎重に。カッターでうまく切れなかったので、ケース背面に当てて様子を見ながら、少しずつハサミで切ることにしましたが、後から革は剃刀でカットすると知りました。
ちゃんと線引きして剃刀でカットすれば、歪みなくきれいな仕上がりになったと思います。後の祭りです。

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計画性なく、思いつきで始めた結果がこちら。カメラ部分の窓をハサミで切るのは至難の業でした。歪みまくり、四方のカーブもめちゃくちゃです。

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そもそも革に折り目がついたまま、カットしようとするのが間違っていたのかもしれない。
革は伸び縮みするので、足りないところは引っ張りながら貼ることにします。切り口は本来いろいろ処理の仕方があるのでしょうが、材料も道具もないのでそのまま。

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ここが毎回ゼロウェイストと言い切れない所以、接着剤の登場です。
何用だかわかりませんが、とにかく家にあったのでこれをケース背面に薄く塗ります。

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出来上がり。ぱっと見はまあまあの仕上がりですが、白日の下でじっくり見ると粗が。

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窓部分。一番素人感の目立つ場所。窓周囲の細い部分が、後から剥がれてきたので、再度接着剤でくっつけました。

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切り口。明らかに切りっぱなし。でも裏面スエードのくずは出ません。
この隅は、ケース本体の白い塗装が剥がれてきています。

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ハサミで切ったことが明らかな、ガタガタの切り口。

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右上の角は、切りすぎて革が足りていません。

が、前準備なくフリーハンドでカットした割には、人前での使用に耐えうるレベルかと。
<所感>
・糊の跡が残るプラスチック面よりは、ぱっと見マシ。
・ガラス面より滑りにくくなった。
・ガラス面より重量が軽くなった。
・手触りがいい。

目の悪い夫からは、エルメスみたいでいいじゃん、と言われました。
エルメスのスマホケースがどんなものかは知りませんが、とにかく本革使用のケースであることは間違いありません。

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