#33.一手間かけて、子ども服をたいせつにする
子ども服って、着倒す前にダメになることが多いです。
穴あき、ひっかけ、サイズアウト、薄汚れ…
引き出しはお下がりで溢れており、ちょっとでも難のあるものはウエスにしたいのが本音。
でも大量生産の服で溢れたこのご時世、衣類を資源ごみとして回収するのにも限界がきていると聞きます。
きれいな服はとっておけば、誰かにあげたりリサイクルショップに引き取ってもらったり、いくらでも使い道がある。
だからこそ、難あり服の方を着倒すために、試行錯誤してみました。
▼息子にハサミで切られたズボンを、わざと目立つ糸でかがってみる
これは裏側からの写真。デニムに反対色でステッチし、息子に補修したことをアピール、反省を促しています。
▼穴開きを刺繍糸でチェーンステッチ
靴下の補修方法を転用。こちらも目立つ糸で。一瞬、ん?なんか付いてる?と毎度目を引く仕様です。
▼落ちない汚れを端切れでアップリケ
アップリケなど持ち合わせていないので、後述のロンパースリメイクの端切れをリユースしました。
▼前開きのロンパースをカーディガンにリメイク
ロンパースの股部分を切って裾を三つ折り。股の紺色のテープをカーディガンの裾に移植しようと試みましたが、解くのがあまりに面倒で挫折しました。
▼ロンパースをTシャツにリメイク
肩がホック式でTシャツとして着られそうだったので、一応裾を三つ折りして外出できるようにしました。着た時に腹と背中が出ないよう、ロンパースの形が許す限り、長くカットしています。
▼ロンパースを切りっぱなしで下着にリメイク
こちらは肩口が下着仕様なので、切りっぱなしで部屋着に。次男が予想外に早くつかまり立ちしたため、股下を留めるロンパースは着せるのが面倒。長男のお下がりロンパースを順次カットしてかぶりにしています。
番外編として以下の工夫(?)も。
▼姪っ子のお下がり、花柄ピンクを息子に着せる
ジェンダーフリーという名のもとに、長男の時から男女向けの区別なくお下がりを着せています。さすがにフリフリなどはそもそも下がってきませんが、花柄程度ならむしろかわいい。意外にも女の子に見えてまた一味違った育児が楽しめます。
▼お祭り服の甚兵衛も、普段着として夏中着せました(これでこの夏は新しく子ども服を買わずに乗り切れました)
▼長男のトレパンを次男の布おむつカバーに転用
これはちょっと無理があり、裾からおしっこがだだ洩れでした。
本格的に運用するなら、足ぐりをゴムなどで縮めると事足りそうです。
オーバーサイズの手直しも引き続き行っています。
これまではウエスにすればいいやと、気軽に処分していた難あり服。
でも今は、手持ちのきれいな服を次の人に回せるようとっておき、ぼろを何とか着倒したいという、不思議な思考回路になってきています。
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