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洗濯なしのドリップドライで、手間なしアイロンいらず。

アイロンがけが苦手で、できるだけ必要ない洋服を選ぶようにしています。それでもしわが気になる夏用の薄手のリネンやコットン、シフォンなどは仕方なく、一週間分の服を週末のまとめてアイロンがけして着ていました。
洗濯乾燥に突っ込んではしわが高温乾燥で固まったものに無理やりアイロンをかけるので、時間もかかるし仕上がりもいまいち。
それでも洗濯のタイミング的に、乾燥前にいったん止めて、一部取り出すことがどうしてもできず、電力と時間と労力の無駄を何とかしたいと思っていました。

考えた末落ち着いたのが、ドリップドライ、しかも洗濯をすっとばしてドリップドライのみというやり方です。
洗濯したものをびっしょびしょに濡らして干すというのは以前にもやっていましたが、脱水してから取り出してまた濡らすのが無駄だし、水ももったいない。だったらそもそも洗濯せずに、脱いだらそのまま風呂場で濡らせばいいのでは?と気が付き、今年の夏は洗濯すらリフューズして済ましていました。

しわになりそうな服を着た日は、入浴時に風呂場に持参。
入浴後終わってから浴槽のお湯にどぼんと突っ込み、ざぶざぶ濡らしてから(面倒で決して洗ってはいない)浴室のポール(我が家の場合は備え付けではなく突っ張り棒)に直接かけるか、ハンガーにかけて翌朝まで放置。

夏の薄手の服なら、翌朝にはカラリと乾いています。
環境によるとは思いますが、浴室乾燥機能は使わず、浴室の窓を開けっぱなしにしているだけで十分です。

それで乾かした服がこちら。
水の重みでしわがばっちり伸びています。
洗濯乾燥にかけるとしわっしわで、大雑把なわたしですら外出をためらう、アイロンが面倒でなかなか出番のなかった服。

ネイビーは化繊ですが、黄色いのはリネン。写真ではあまりドリップドライの効果を感じませんが、乾燥機に比べれば雲泥の差です。

こちらはコットン100%スカート。ちゃんと広げなかったところが、そのまま乾いていますが、こちらも乾燥機だとねじり棒のような仕上がりなので、これで十分効果ありです。
余分な水すら使わずに風呂の残り湯にざぶざぶつけただけですが、少なくとも外出できるレベル(対乾燥機仕上げ比)になるドリップドライ。
残り湯に浸すのが、果たして洗っているのか汚しているのか一瞬迷いましたが、夫も入った後の残り湯の場合には最後にシャワーで流したり(気分的に…)なんなら一番風呂に浸けたりして、夏中ドリップドライを楽しみました。

乾燥機にかける衣類が減るからそちらも乾きやすいし、何よりも服が傷まない。濃色のリネンなどは乾燥機にかけると一回で色褪せ、取り返せないしわができたりしますが、湯につけるだけなら新品同様のパリッと感がかなり長く続きました。
初回の洗濯は、乾燥で縮むかどうか毎回賭けでしたが(たいてい負ける)、そのハラハラも回避。

我が家の風呂場は冬は乾きづらいので、これからしばらくは、びしょぬれをベランダに運ぶ手間としわくちゃと、どちらを取るか悩みどころですが
普段から浴室乾燥つけっぱなしのお家ならば、もちろん冬でも。
おしゃれでもていねいでもありませんが、日常に組み込んだ形で自分なりに効率化できると、工夫が楽しくなります。

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