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不要なブラトップとトップスで!アンダーなしのブラトップをリメイク
若いころからブラジャーの締め付けが苦痛だったので、ここ数年はラクなブラトップ一択でした。しかしそのブラトップすら苦しいのが最近の私。
加齢により、精神的にも物理的にも、締め付けや抑圧に我慢ならなくなってきました。
百歩譲って外出時はいい。人目も気になるし気合い入れて何とか耐えられる。
しかし在宅での仕事に切り替えて家にいる時間が増え、何のために身体を締め付けてるんだかさっぱりわからない。とはいえ下着なしで過ごすのも、いろいろと気になる。
あまりのつらさに家用に買った、グンゼの無縫製下着が楽すぎて、洗ったそばから毎日着ていました。洗い忘れた日など、丸二日着続けることもあった。さらには外出までした。さすがに数を増やさなきゃまずいと思い、対策に乗り出しました。
ここで古くなったブラトップのアンダーゴムを切ってみた方はけっこう多いのではないでしょうか。縦に切り込みを入れただけでは大してきつさ変わらず、全体的にゴムを取り除いたら、だんだんカップが上がってきて着心地が悪かったはず。もちろん私も経験者です。
ひとまずアンダーなしのブラトップ検索したら、予測にユニクロの文字が。クリックするとなんと本家ユニクロからアンダーなしのブラトップが発売しているではないですか。やっぱり!みんな苦しいと思ってた!その苦しさムダだと思ってたよね!と一人盛り上がりましたが、完売。
まあいいんです。はなから購入する気はなかった。
なぜならきつくて着られなくなったブラトップが家に何枚もあるから。
端的に言ってバストトップが保護できればいいわけですから、手持ちのTシャツやタンクトップにカップがついてれば解決なわけです。
引き続き検索していると、なんと先達がブラトップを手作りしている。
どうも手作りカップホルダーにカップを入れてTシャツに縫い付けているよう。
もっと簡単になんとかしたい。一から作りたくない。不要なブラトップのカップ使いたい。
そこでひねり出したのが、ブラトップのバスト部分だけを、裏表逆にして手持ちのトップスに縫い付ける方法。
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裏表逆につければ、肌にあたる部分は元、表(縫い目なし)。
簡単にできて、着用感もすこぶるよかったので、下記、試行錯誤と工程です。
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まずアンダーのゴムを外します。できるだけゴムぎりぎりをカットしつつ、ロックミシンの糸も切り取ってください。このゴムは使いません。
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私は一応アンダー部分を表地に縫い付けて、そのまま着用できるかやってみたのですが…これでもカップは上がってくるし、そもそも肩回りもきつかった。(当時より太ったため、普通のタンクトップとしても小さかった)
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やってはみたけど諦めて、トップスとドッキングする方向で進めます。(アンダー縫わなくて大丈夫)
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こちらが手持ちのトップス 。カップ縫いつけの粗が表に響かなさそうな、厚地のタンクトップを選んでみました。
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うまくドッキングできるかしら。一応、トップスとブラトップの幅に著しい差がないか確認。まあ大丈夫でしょう。
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ブラトップ前面をやや大きめに切り取ります。
・下はカップアンダーより5~1 0㎝ほど下くらい。適当です。
・両脇は念のため、縫い目+数センチ。
・きついブラトップの場合、肩は、縫い目ぴったりで切るより数センチ長めに!!(※重要)
ブラトップは肩紐周辺の伸縮性で胸を上げつつホールドしているので、肩紐頂点の縫い目ぴったりで切ると、トップスに縫い付けたときずり上がります。すこし長めに背中側を切って、余裕を持たせたほうが着用感がいいと思います。
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とりあえずしつけで両脇を縫ってみました。
この時中表のトップスに、表にしたブラトップを合わせます。
着用時、ブラトップの表(普段と逆、縫い目が見えないほう)が肌に当たるように。こうすることでカップホルダーを作らず、表地で兼ねる作戦です。
肌あたりもよし。
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さて本縫い。縫い方というほどのものもないですが、
ブラトップ脇の縫い代を裏に折り返し、ロックミシンの部分をトップス本体の縫い代に手縫いしました。
トップスの縫い代に縫い付けることで、一応表に響かないよう考慮。
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脇を縫ってみたところ。余分はブラトップとトップスの間に折り込まれています。
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お次は肩紐。
肩紐はちょっと長めに切ったのを、切り口を内側に折り込みつつ、これまたトップスの肩の縫い代にくっつけます。
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トップスの肩の、どの部分につけるかは迷いましたが適当!ちょっと左右にずれている。
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裾切りっぱなしだし、アンダーからの長さも適当だけど、着たら全然気になりません。
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パットめくってみたら、本来のブラトップの肌側が見えます。
一枚で着られるトップスの完成。
手縫いの糸外せば、すぐに元に戻せます。
アンダーフリーの手作りトップス、すごく着心地よくて次も作ってみました。
(まだ続きます!)
さて今度はこれまたお古の白ブラトップ。
上記のはブラトップ前面部分を切り取ったけど、もっと簡単に、ブラトップ全体をドッキングさせてみたのがこちら。
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アンダーゴム切り取りました。
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今回のトップスはこれまたユニクロのロンT。裏表にして、ブラトップを組み合わせます。指の部分の中が、アンダーを切ったパットの部分。ここをトップスの脇の縫い目に手縫いでくっつけます。
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手縫いしたところ。もっと細かく、糸の色を合わせて縫えばなおよし。
ちなみに…手縫いを細かく何か所もするとき、毎回玉結びするの面倒ですよね?そんな時は、縫い終わりの玉結びの後、糸を切らずに5ミリほど離してもう一回玉結び。その間をカットすれば、縫い終わりと次の玉結びが簡単に済みます。
偉そうに言いましたがリメイク本に載っていた技です。
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お次は肩。トップス肩の縫い目にブラトップの肩紐をつけます。
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これは前のと違ってサイズが一つ大きかったので、肩紐長さを拡張せずにつけてみました。(ブラトップが小さい場合は肩紐を切って、離して前後身頃にそれぞれ縫うか、別布で拡張するとよいかも。)
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![](https://assets.st-note.com/img/1665131579591-GKTTPKmCc1.jpg?width=1200)
ブラトップのカップ部分しか縫っていないので、肌に当たる部分は縫い目なし。この両脇数センチの縫い目が、アンダーのずり上がりを防ぎます。
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背中もアンダー切りっぱなしですが、これまた着ると別に気になりません。
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このトップスもぼろですが、着心地は最高!
表にはドッキング跡は全然響いていません。
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これはアンダーゴム以外の部分をカットしてないので、単純にタンクトップと長袖の二枚重ね。一度被るだけで二枚着られて時短。あとお腹があったかい。
唯一洗濯で乾きづらいのが難です。
何度も言いますが、アンダーフリーすごくラク!
ブラトップがお払い箱になるときって、着古すだけでなくサイズが合わなくなった(太った・痩せた)場合もあると思います。
その場合でも、アンダーは切っちゃうから活用できる。
ゴミ袋の中で資源ごみの日を待っていた古いブラトップが、ヘビロテ服に大変身。特許取りたいくらい。
例のごとく外出にも行っちゃいそうです。
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