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わざわざ買わない、作らない。布ナプキンという名の端切れ

ゼロウェイスト革命以前より、月経カップを愛用しています。

月経カップの素晴らしさはもう語ったので、今回は併用している布ナプキン(という名の端切れ)について。
上の記事で便宜上 布ナプキンと称しましたが、わたしが実際に使っているのは市販の布ナプキンではありません。
使い捨てナプキンの使用をやめようと、まず作ってみたのはハンカチタイプの布ナプキン。

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いらないタオルハンカチ2枚を写真のように重ねて、直線縫い2箇所。

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肌にあたる部分は折りたたんで使います。汚れたら上に来る面を変えてたたみ直し。

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ショーツに留める方はこちら。

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ホックをつけて落ちないように。

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で、量産してみたのですが、いざ使ってみたらごわっごわ。
これはひとえに20年前の使い古しハンカチを転用したせいですが、
ごわごわもさることながら、ものすごくかさばります。下着のライン崩れまくり。洋服を選ぶし、ショーツにもよるかもしれませんが、フィット感がぜんぜんない。
これは家ではいいけど外出は厳しい。あとホック留めづらい。洗うの面倒くさい。

わたしの場合、月経カップメインなので、ナプキンはあくまでも保険。
(2日目前後以外は、ほとんど汚れません)
もっと手軽に、しかも不用品を使って…と考えて、不要な衣類をカットしたもの(いわゆるウエス)をそのまま使うことにしました。
はじめはショーツに乗せるだけだったのですが、どんなに気をつけてもトイレに落とす。絶対忘れないぞと心に誓っても、次のトイレでは忘れて落とす。まさかウエスをショーツに留めるためにいちいち針と糸出すわけにもいかないし、輪ゴムで止めるわけにもいかないし、
と悩んで出した解決策が、ショーツを2枚履く方法。2枚の間に布の端と端を挟みこんで固定。
シームレスな薄手のショーツなら2枚履いても全然違和感なし。
汚れたら、残ったきれいな面でトイレ掃除して捨てます。

結局使い捨てることには心が痛みますが、どちらにしてもリサイクルもリメイクもできない古布。ならば一番汚れ落としがやっかいな血液に使うのが最適解…?(とっさにティッシュが欲しいと思うときも、たいていケガや鼻血で出血したとき)

ウエスは子どもの肌着とか、ガーゼ生地とか、綿100%の古布を選んで、縫い目が入らないようカットしています。

本来の布ナプキンは、水分を通さないよう、防水布を入れて作るのが一般的。わたしは月経カップを愛用しているため不要ですが
もし、ゼロウェイストに作るなら、
・蜜蝋コーティングの布(蜜蝋ラップ)
・レインコート、傘の生地再利用
を使うかなと考えました。

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