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#8-2. 10年もののロンTを繕う

10年前に母が購入した無印良品のロンT。
実家にあぶれていたのを私がもらってきました。
柔らかくてくったくたの綿100%、タートルネックは好みではありませんが、まあ部屋着兼ワンマイルウェア(主に保育園送迎)ならいいでしょう。

早速着てみたら肩に穴が!
自分では気がつかず、外出先で家族に指摘されました。

真ん中1センチほど、手縫いで穴を塞いであります。
大して目立たないしまあいいやと、ヘビロテしていたら、今度は両脇に綻びが。


くったくたで気持ちいいと思っていたのは、どうやらすでに着込まれて生地が薄くなっていたようです。
その後母も、結構着た覚えがあるなどと言っていました。

しかし服買わないチャレンジ実践中の身、
その上調子に乗って、先日なけなしの冬服もリサイクルショップに売り払ってしまいました。
たとえセカンドハンドでも、おいそれと服を買いたくありません。

https://www.amazon.co.jp/一番やさしい-つくろい-お直しの教科書-PHPビジュアル実用BOOKS-鵜飼/dp/4569823254
これは、図書館で借りたこちらの本のお直しを試してみるチャンス。

といっても裏に返して、綻びが表に出ないよう、出来上がり線を直線縫いで修正するだけです。
はじめと終わりを返し縫いして、糸始末すら省略。

印もつけず適当にカーブをつけて縫いましたが、表に返すと、自然です。
言わなければ縫い縮めたことはわかりません。

当然、縫代が増えた分、身幅は小さくなるので、もともとぴったりの服には通用しないやり方ですが、これはもともと生地が伸びてくったくた。
着用感も問題ありませんでした。

以前ならさっさと資源ゴミに入れていたはずの服。ちょっとしたお直しも億劫がらずにやったら、ゼロウェイストに近づきました。

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