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節約よりも効果的。ゼロウェイストで家計改善

ゼロウェイスト以後、気がつくとまったく買い物をしていません。
まったくというと語弊がありますが、リサイクルショップ購入品と、食料品以外、ほとんどなにも買っていない…と思う…
だんだん自信がなくなってきて、部屋中を見回してみます。
やはり思い当たらないので、家計簿代わりに使っているマネーフォワードに聞いてみます。

ここ2カ月で食料品・外食(と、固定費)以外の新品の出費は、
・自転車チェーンの修理代
・友人に贈った出産祝い(食べ物)
・iPhoneのガラスフィルム(またすぐに割れました)
・トイレットペーパー
・子どもの紙おむつ
・美術館で甥姪に買ったお土産
・新品購入のルパルフェ(保存瓶)

リサイクルショップやフリマアプリで細々購入しているので、まったく買ってない、は正しくはないのですが、ほとんどがゼロウェイスト的買い物。
漆器、琺瑯容器、竹籠、晒、へちま、蜜蝋など、ゼロウェイスト、プラスチックフリー以前には必要のなかったものたちです。

自分でもちょっとびっくりしています。いつも楽天カードの利用明細を、比較的ドキドキしながら確認していたので…
上記の購入品も、次からはどうにかして買わずに済ませようと思っているものばかり。贈り物はできるだけ現金に、外出先のお土産は贈り合わないと妹と話をつけて、ブラジャーすら手づくりしたいと思っている。

我が家は断捨離ミニマリズムの洗礼を受けていますが、すぐそこの実家はモノであふれています。欲しいものはたいてい実家であぶれているため中古が手に入る。その恩恵は大きいと思います。なんせ100円ショップ感覚の品揃え。
きっとこれから、消耗品など尽きるものがどんどん出てきて、ひとつひとつ精査していくことになるはず。今はそれも楽しみです。いったいこれ以上、何がリフューズできるのか。

これまで節約・効率化目的でいろんな情報を集め、おばあちゃんの知恵袋的な本や、節約技100!みたいな本まで読んでみたのに、たいした節約にはなりませんでした。
それがゼロウェイストにはまっただけでこんなに消費しなくなるなんて。ゼロウェイストおそるべし。

結果的にお金が手元に残っているのは、節約と同じです。しかしアプローチが違うだけですごく楽しい。
ゼロウェイストは終わりなき難題なので、工夫次第でいかようにも上達するし、自分のためだけの節約と違って、そとにひらいている、感覚があります。

このそとにひらいている感覚、まわりとつながっている感覚は、ちょっとうまく言えないのですがとても安心感があります。
言ってしまえば、生きていていいんだよ、と肯定されているような。
まさかゴミを出さないことが生きていく免罪符になるとは思っていませんが、この感覚はとても新鮮。
ゼロウェイストが楽しくて、はまりすぎてちょっとこわくなってきました。

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