チラシお断り!ポストに貼るだけで効果絶大
ゼロウェイストを志す以前から、日々ポストに投函されるチラシがうっとうしいなあと思っていました。
わざわざダイアルを回してポストから不要な紙を回収し、自宅のゴミ箱に入れてゴミの日にまとめて外に出す…
うちはマンションで、ポストから部屋まで距離があるので、その不用品を往復させるのがどう考えてもむだな手間。非効率的。
そこでかれこれ一年ほど、ポストに「チラシ・フリーペーパーの投函をお断りします」と書いたマスキングテープを貼っています。
これを貼ってから一年間で、投函されたチラシは1枚。勢いで入れちゃったのかな~というかんじの小さいぺらっとしたチラシのみです。
こんなに威力を発揮するものかと驚きましたが、ポスティングのアルバイト経験者の夫いわく、こういったポストにはクレーム対策のため絶対にチラシを入れないよう指導があるとのこと。
さらに「気難しい家主だと思われるよ」と言われましたが、そんなことはどうでもよろしい。
資源ゴミにできない、水回りマグネットの広告も一切入らず非常に快適です。
たまに入るDMには容赦なく「受取拒否」と書いてハンコを押し、郵便ポストに投函しています。一度ハンコを押し忘れたら、郵便局の方から「ハンコ押してください」と書かれて再投函されていました。
面倒なのはクロネコメール便などの郵便以外で届くDM。個人情報を流出させたかつての自分を忌々しく思いつつ、企業ホームページや問合せフォームから退会希望、DM不要、個人情報の削除、をお願いしています。
地道に活動していたら、ポストのゴミはほとんどリフューズできました。
デメリットは、夫が言うように、ただゴミ箱に捨てればいいだけのチラシすら許せない、気難しやだと公言しているように見えることだけです。
わたしもゼロウェイストを知る前には、なんとなく知り合いにはポストを見られたくないような気持ちがありました。
けれど1年も貼ってあれば見慣れるし、ゼロウェイストを知った今では、リフューズされている他のポストにも親近感が湧くほど。
限りある資源を守る選択をしている、リテラシーの高いお家という認識にマインドセットされました、
しかし先日、リフューズに失敗する事態が。
郵便屋さんから玄関口で書留を受け取ったあと、「お渡ししたいものが」と言われ、年賀はがきの案内を渡されたのです。
うちはエレベーターなしのマンションのため、宅配業者の方にはなかなかの階段を上っていただいており、感謝の気持ちいっぱいで接しています。
リフューズするのをすっかり忘れ、「裏面が葉書になってましてこちら投函していただければご自宅にお届けしますので…」と立て板に水の説明に、ついうかうかと受け取ってしまいました…
年賀はがきなんか買わないのに。
最近は不要なものを手渡されるの恐ろしさに、店員さんの話もろくに聞かず、手元ばかりを凝視しています。
ともあれ、マンションのポストにもし全員がチラシお断りと書けば、そのマンションにはビラ配りに来ないわけで、それが町や地域全体に広がればいつかはチラシという資源を消費する媒体がなくなるかも?夢見ています。
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