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#27.卵の殻で水筒を洗う

節約テクニックでよく紹介される、おばあちゃんの知恵袋的なこの技。
柄付きスポンジで洗えば済むのに、卵の殻なんか使うことに一体なんのメリットがあるのか、と思ってきましたが、
ゼロウェイスト、プラスチックフリーに目覚めた我が家の台所には、スポンジがありません。

ここでようやっと、卵の殻を使う昔ながらの掃除方法に行き当たりました。

これがまあとっても快適。ピッカピカになるし、ゴミ箱に直行するはずの卵の殻にもうひと働きしてもらえて気持ちもいい。
これまでは柄付きスポンジで見境なく水筒を洗ってきましたが、今では卵の殻が出たときが、水筒を丁寧洗いするタイミングです。

時短、効率だけ考えたら全く必要のないこの工夫。しかしプラスチックスポンジを使わない、ゴミを使い切ることを大切にすると、途端に輝きます。

ゼロウェイストで家をプラスチックフリー化していくと、どうも昭和の生活に戻っている、原点回帰している感があります。エコと便利のバランスが取れていたのが昭和あたりだったのでしょうか。
物がない時代からある時代へ、あるけど減らす時代になって、ぐるぐる回っているだけなのでは?と思わなくもないのですが、自分のバランスを見つけることが大事、とベアさんも言っておられます。

それぞれの工夫で、それぞれのゼロウェイスト。
私は卵の殻で今日も水筒を(たまに出るペットボトルや麦茶ポットも)洗います。

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