見出し画像

【ゼロウェイスト活動】保育園に意見する

年度末。長男の通う保育園から、園を評価するための匿名アンケートが配られる時期です。
ゼロウェイスト革命後、この日を恐れつつ待っていました。
今までは当たり障りのないことしか書いてきませんでしたが、今年は意を決して自由記入欄に色々書きました。

・汚れものの持ち帰りに使うビニール袋を、繰り返し使えるものに変えてほしい
・子どもが散歩中拾ったものを入れるビニール袋の使用を見直してほしい
(毎日のように、かなり気軽にビニール袋に草だの小石だのを入れてきます)
・連絡ノートに強制的に挟まれるチラシやフリーマガジン(絵本の配本やキッズ映画、習い事の案内)を、欲しい人だけの持ち帰りにしてほしい。
・連絡事項をメール配信するなど、お便りや献立表のペーパーレス化

すべて些細なことで、これを言ったらモンペだと思われるかしら、と不安にならなくもないのですが…

去年から、何を書こうかと考えていました。
やはり半年たっても苦痛なビニール袋とチラシ。これだけは何とかしたい。もちろん嘔吐やおもらしなどで使い捨てがどうしても必要になるシーンは理解できますが、もう少し削減努力してもよいのではと。

わたしが意見しなくとも、これらはいずれ改善されていくはずです。
国を挙げて(なんなら世界規模で)プラスチックバッグ削減を目指しているのに、保育園からレジ袋提供を求められるのは違和感がある。
箱ビニール袋も、備品回収のリストに入っているので定期的に買うけれど、悔しいです。

日和って書かなかったのは、子どもの工作。
ガムテープやOPPテープをべたべた貼った作品や、どんぐりをレジンでがっつり固めたリース、ゴミ袋で作った鬼のパンツ、プラパックに入った粘土のケーキなど。2歳児クラスなので作っているのはほとんど先生。
限りある材料と時間の割にすごくよくできていて、すばらしいアイディア!と感動することも多いのですが、たいてい、まるっと燃えるゴミ。分解も分別もできないことがほとんどです。
子どもたちが楽しんでおり喜ばしい一方で、リサイクルできるはずの資源をゴミにしているのは事実。このウェイストが近い将来子どもたちを苦しめるのも事実…

とはいえ、先生方が忙しいなか頑張ってくださっているのは重々わかっており、意見としては書けませんでした。
来年までには角が立たない論法を思いつけるでしょうか。

ちなみにこのアンケート、結果が貼り出されます。(回答はなし)
それを見たら、貼りだされた自由記入欄の意見、半分以上がわたしの書いたものでした。
予想通り、保護者はほとんど意見していない様子。そもそもアンケートの回収率も半数届くか届かないかで、ものすごく悪いのです。

匿名とは言え、アンケートは事務所に提出。見る人が見れば、字で誰が書いたかほぼわかっているはずです。
ゼロウェイストは自分で行動することに終始し、他人に押し付けないことをモットーとしていますが、相手を責めない前提で、意見はすべきだと思っています。思ってはいるのですが、自意識とゼロウェイストとの間で、しばらく揺れそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?