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子ども服リメイクで、ガジェットケース3点セット

息子二人が6か月くらいの時によく着たコットンセーター。
赤ちゃん服でニットはなかなか買わないので、お下がりでもらっておでかけによく着せていました。
子ども服の見直しでも毎度手放せなせず、処分箱の中の常連になってはや半年。

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思うところあって、袖と身頃をカットしてみました。
身頃は両脇、袖にかかるぎりぎりのところでできるだけ生地を残してカットします。
ニットはほつれてこないのでラクです。

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試してみると、やはりぴったり。
ニットの伸縮性も大きさもちょうどよいので、キーボードケースを作ろうと思います。ついでに同時に持ち歩くことの多い、マウス、PCケーブル入れも袖の部分で作ります。

まずキーボードケースから。

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裾のリブはそのまま残して、カットした身頃の部分をジグザグミシンで縫い合わせます。ニットを縫うための専用糸は持ち合わせていないので、ジグザグ縫いを使って、ちょっとは伸縮が出ることを期待。

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これだけでできあがり。

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キーボードだけ持ち歩くと、鞄の中のこまかいゴミがついたり、キーの隙間に入り込んだりして意外に汚れるんですよね。
さらに、キーボードが目に入るとボタン大好き1歳児が目を輝かせてイタズラしにくるので、目の毒。カバーしておくだけでよだれ被害が防げます。

つぎにマウスケース。

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カットした袖の部分を、マウスに合わせてカーブさせつつ縫います。
ニットはすべって縫いづらいので裁断前に縫う方が簡単です。

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縫い目を切らないように気をつけてカット。

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そのままでもよかったのですが、何となく口が閉まった方が安心感があるような気がして、太めの毛糸針に裁縫箱に落ちていた毛糸をつけて、ぐし縫い。折り返して紐通し口を作らなくてもいいのがニットのラクなところ。
毛糸をぐし縫いするだけで口の開け閉めが簡単にできます。

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ここまでやってマウスを入れてみましたが、なんかフィット感が足りない。

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マウスに合わせてもう少し袋を小さくします。(こういう無駄な作業をやめたい…)

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縫い目に合わせて再度カットし、これでなんとなくぴったりに。
マウスケースと言っていますが、ただ着古したニットの袖で作った巾着です。

つぎはケーブルケース。
これはケースというかケーブルを束ねるための幅広のゴムっぽいものを、袖で代用してみます。

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袖でケーブルをまとめるだけでよかったのですが、どうにも切りっぱなしの部分がべろべろしてだらしないので、ちょっと折り返してゴム通し口を作りました。こちらは直線縫い。

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写真下側、一センチ程ゴム通し口を開けてあります。

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そこから、何かの残りのゴムを通して口が閉まるようにしました。
ゴムは多少長かったのですが、結んだ残りも切らずに残してあります。これが不要になったとき、次のリメイクにゴムを使いまわせるので。

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これで3点セットのできあがり。
わざわざ手作りするほどのこともないものばっかりですが、わたしにとっては思い入れたっぷりのニット生地。
捨てずに済んで、しかもちょっと役立つものに生まれ変わりました。

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3点、柄が揃っていると見つけやすく、探しやすいのもいいところ。

ニットはミシンの縫い目が生地に入り込むので、粗が目立たないのが気楽。伸縮するからサイズも適当で大丈夫だし、おおざっぱなわたしにぴったりのリメイク素材です。

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