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5分でできる、てづくりリップ&ハンドクリームの使い心地が最高

リップクリームを手作りしてみたら、ものすごく使い勝手がよくて、もう何回も作っています。
ためしに母が死蔵していた琵琶の葉エキスを入れてみると、古い旅館の匂い。(落ち着くいい匂いです)

リップクリームの容器に入れておけば、外出先でリップとしてハンドクリームとしてネイルオイルとして後れ毛を整えて前髪に艶を出して化粧直しがてら乾燥した顔にも塗って、もうなんでもやりたい放題です。
乾燥がひどくなってくる季節、子どもにも安心して使えて、本当に便利。

これまで一冬で市販リップ一本使い切るかどうか、という消費ペースだったのが、これはあらゆる用途に使いまくって、1か月もちません。

今日は子どもの寝かしつけ地獄から脱出できたので(いつもは共に寝落ち)、静かに事を進めます。

ソイワックスと蜜蝋(どちらかでもOK、わたしは両方持っているので半量ずつ使います)、空き瓶、空きリップケース、アロマオイル、アルガンオイル。

リップクリームの中身を竹串で瓶に出します。(瓶は家で使う用。リップは持ち歩き用として、中身は同じですが二つ作ります)

アルガンオイル4:ソイワックス&蜜蝋1くらいの割合で投入。(これでやや固めのクリームになります)
溶けるまでレンチン。最初は何度も様子見していましたが、よく考えたらオイルなので、別に加熱しすぎても不安になることはありません。困るのは熱くて瓶が持てないくらい。
加熱時点でつぶつぶが残っていると、あとあと確実に残って使用感が悪いので、よく混ぜて溶かします。
ソイワックスはすぐ溶けますが、蜜蝋は溶けるのに時間がかかります。我が家のレンジの温度表示では、60~70度の加熱が溶けきる目安です。

アロマオイルを数滴足します。
前回はアロマオイルを10滴以上入れてしまい、香りがきつすぎました。リップにはちょっと…食欲が落ちます。
今回はラベンダー3滴入れてみましたが、使い残しの古いオイルなので、鮮度が落ちており丁度良いです。次回以降は無香料にしようかと思います。
合成洗剤、合成シャンプーなど諸々やめてから、ほんとうに匂いに敏感になりました。許せる範囲が狭くなり、いい香りでもちょっと強いと煩わしく感じます。柔軟剤は、臭いとしか思えなくなってしまいました。

スプーンで瓶からリップケースに液体を移して思い切りこぼしました。瓶の上でやればよかった。

ケース詰め完了。
リップ作りする前は、肌のケアをする前がいいです。
スプーンについたのやテーブルにこぼれたのや、ケースの外側に垂れたのすべて、手や顔に刷り込みます。

もう室温が低いので固まるのも早い。
急ぎたければ冷蔵庫へ、室温でもこの状態まで一晩かかりません。

酸素系漂白剤に入っている計量スプーンを、ワックスの瓶に入れっぱなしにしてリユース。これまでは調味料の瓶に入れていましたが、ステンレススプーンに変更して、プラスチックスプーンは口に入らない物用に格下げしました。
リップの残りをかき出す竹串も、リユースできるよう瓶に突っ込んでおきます。

慣れてきて、準備から出来上がりまで5分かかりません。
リップクリームを買いに行くより早い!
何より、使用感が最高です。最高とか最低とか大袈裟な感情表現はできるだけしないようにしていますが、これは最高です。
以前、使用感と成分を考えて、ジョンマスターオーガニックのリップに注目していましたが、まとめ買いしなくて良かった。
ジョンマスターのリップ4g、定価1500円。
わたしのソイワックスと蜜蝋は、フリマアプリで1㎏1500円。
もちろん成分が違うので単純な比較はできませんが、それにしてもこの価格差。オイルは家にあるもので何でも作れます。

スーパーで気軽に買えて、手を加えずにそのまま使えるのは、食用ココナッツオイル。

25度未満で固まるので、特に冬場は、室温でまさにクリームな形状です。
わたしはこれ食べるのが大好きなので、もったいなくて保湿には使えませんが…
オイルだけなので伸びがよく、自然ないい匂いで癒されます。

▶前回リップを作った時の記事

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