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プラスチックフリーを目指してやったこと(食料品編)

ゼロウェイストを目指して2か月のわたしの、手あたり次第の試行錯誤です。

①リフューズ(購入をやめたもの)
・包装された野菜
→できるだけ、包装なしで買える農協で購入。または包装なしで売っているバラ売り野菜を購入

・個包装お菓子
→クッキー、スコーン、ナッツチョコレートなどかんたんなものを手作り。それでも夫が愛するチョコパイと、子どものキシリトールラムネは定期購入…

・菓子パン、ジャム、ペースト類
→甘いパンが食べたいときには、蜂蜜をかけたり、板チョコを挟んだり、カスタードクリームやチョコレートソースをレンジで簡単に手作り。

・加工食品(ハム・ベーコン・お魚ソーセージ・ちくわ・味付き肉)
→過剰包装なのでリフューズ。なくても困らず。加工食品はたまの外食でイヤでも口に入るので、うちでやめるくらいがちょうどよさそう。

・生姜やにんにくチューブ
→保存に工夫して代用

・ふりかけ(ゆかり、炊き込みわかめ、のりたま、塩昆布)
→のり、鶏そぼろ・のりの佃煮、梅びしおあたりを常備。ほか、にんにく醤油や味噌をごはんに混ぜたり、焼きおにぎりにしたり。

・きなこ
→在庫が切れたら、大豆を炒って粉末にし手作り予定。

・納豆
→手作り。大豆は紙袋入りをネット通販。豆乳(おから)も何度か手作りしたけれど慣習化せず。

・だし粉末、だしパック
煮干し、昆布を粉末にして使用。牛ベースのダシダは便利でやめられず…

・コーヒー
少しでもパッケージを減らすべくネットで生豆購入(でもプラ包装)。フライパンで焙煎したのをバーミックスで挽いて飲んでいます。おいしいけれど手間ではある。

・缶詰
これまで何となく購入していたツナ・トマト・コーン缶は、内側のプラスチックコーティングが気になり控えるように。
防災備蓄としての代替品を探しているところ。トマトは水煮を作って瓶保存していますが、そこまでして冬にトマトパスタを食べる必要はない気も。

②リユース(瓶・缶入りや紙袋入りにしたもの)
・醤油、味醂、酒、オイル →軽いという理由でプラ容器を選んでいましたが、一升瓶へ。ボトルポアラーの購入を検討中。

・はちみつ →プラ容器から1㎏大瓶へ。

・小麦粉 →ビニール包装の日粉小麦粉1㎏から、紙袋入りの強力粉ゴールデンヨット3㎏へ。

・純ココア →明治の袋入りからバンホーテンの缶入りへ。価格2倍!
・パン →ビニール包装の超熟から、手作りやスーパーの紙袋入りのパンへ。

・ベーキングパウダー →プラ個包装&紙箱から、缶入りへ。

・卵 →プラスチックパックから紙パックへ。価格3倍超!


③大袋で買うことにしたもの
・ナッツ →個包装お菓子の代替。
・チョコレート(製菓用) →こちらも個包装お菓子の代替。
・純ココア →缶入りが高すぎて通販で1㎏大袋も購入してみました…
・白ごま →小袋から二倍量の大袋に変更。
・塩 →毎回卓上のプラ容器入りを買っていたのを、1㎏大袋へ
・海苔 →おにぎり用三切サイズ50枚入りから全形50枚を自分でカット。かなりの量になります。
・乾燥わかめ →大袋は中国産のみ。購入したけれどやはり国産のがおいしくて、次は戻す予定。
・昆布 →カットされた大袋を購入。
・チーズ →カマンベールとかスライスチーズは買わず、700g入り業務用ピザチーズ一択。

まず包装のない商品を選び、かなわなければプラ包装以外の選択肢(瓶・缶・紙)を選ぶ…
それだけなのですが、食品のプラスチック削減は、迷うことが多い!

まずは価格の問題。紙パックの卵があまりに高くて、プラパックと両方購入することも…。毎朝卵3個で厚焼き玉子をつくる我が家に3倍超の価格差は厳しい。鶏が飼いたい。

次に、手作りのジレンマ。
プラ包装を回避するため手作りしようとしても、その材料が包装されている。原材料をいかにプラスチックフリーに手に入れるかが肝ですが、ネット通販(輸送エネルギー消費)しなければ手に入らないことも。わたしができているのは、大豆を購入して、納豆・煮豆・きなこをつくること。強力粉から、おやつ・パン・ホットケーキをつくること。

最後に、大袋まとめ買いの謎。まとめ買いしたところで、その分プラ袋の面積は大きくなっていく…。度々小袋を買うよりはと思っていますが、微々たる差かと。


こうして一つ一つの買い物を吟味し、購入品を絞ることになりましたが、脱プラ以外のメリットが二つありました。

一つは買い出しがスムーズになり、無駄買いも減ったこと。
大袋はそのままでは保管に向かないことが多いので、わたしはすべてちょうどいい大きさの瓶に入れ替えて、その瓶を専用としてラベリング(油性ペンで瓶に直書き)します。
瓶を用意するほどに必要かと考えると、そうでもないものがたくさんありました。何となくレパートリーが広がる気がして購入していた調味料やだしなど。
そして新たな品目を増やしたければまず保存瓶を用意しなければならないので、気軽な無駄買いのストッパーになります。
(瓶に詰め替えというと場所をとりそうですが、品目を絞っているので、まとめ買いしてもそこまで困りません。ただ瓶が重くて、食料品ストックをシンク上からシンク下の棚に移動しました。)
片付けは持ち物を減らすことから、というのと同じでした。

二つ目は、防災の備蓄面です。
缶詰一切をやめるのには不安がありますが、普段使いのものをまとめ買いしているので、少ない品目でも、在庫は豊富。火力さえ何とかなれば、これまでよりはしのげそうです。

脱プラスチックを目指して初めてスーパーに行ったときは、買えるものがない!と呆然とたたずみました。それから2カ月、やみくもにトライしてきましたが、改めて書き出してみるとやはりまだまだ。
手あたり次第もそろそろ手打ちで、抜本的な見直しが必要です。

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