こどもが怖い人と出会った時
昨日、子供と一緒に公園で遊んでいたんだけど、怖い人がいたので、どうしようかな、帰ろうかなと思ったけど、最終的にいて良かったな。と思った話。
怖い人がいる、帰ろうかな。
近づくと危害を与えられそうで不安、自分にとって良くないことが起こりそうで近づきたくない人。
まさにそのような見た目の人が、子供と公園で遊んでいるときに、公園に入ってきました。
こんなお酒を手に持ち、のっそり歩く。公園をウロチョロ、公園の隣にある家を見てはベンチを見て。
「たぶん、お酒多めに毎日飲んでる人なんだろうな。判断力とか理性とかがにぶってて、話ができない人だと、急な展開でトラブルになっちゃったらまずいな。ナイフとか持ってたら.......」
とか色々危険予測してて
「あ、どうしよ。かえろうかな。」
と思いつつ、もしかしたら普通に会話ができる人かもしれないしと思い、もうちょっとだけ様子を見ることに。
子供に警告
怖い人に今遊んでるサッカーボールぶつけちゃったら、イヤなので、一緒に遊んでた5才4才2才の子供のうち長男5才のみに
「もしかしたら、怖い人かもしれないから気をつけよう。サッカーボールがぶつからないように蹴る方向を考えよう。」
と伝えてサッカー再開。
怖い人がよく分からない話をふってきた
長男にそんな忠告をして、何分も経たないぐらいのときに、おじさんにしゃべりかけられました。
「このベンチ(公園備え付け)はこの家(公園の向かいに建っている家)のやつかね?」
っと私にしゃべりかけられ。
「いえ、このベンチは公園のものです。」
と会話を返す。
「うーん。なんか言っていることに意味が通らないし、やっぱり家に帰ろうかな。」
と思っていると。
あっ。2才三男がおじさんに蝶々のように近づいていっている
2才三男がおじさんに蝶々のようにフワフワとおじさんに近づいていっている。。。
「お、どうしよ。近づいていっちゃったよ。おじさん、どうするんだろう?」
と思いその場に近づいていくと、
おじさんを見上げる2才三男に対し
「おー。ぼくー。(三男のこと)」
と親戚のおじさんみたいな感じで懐いてくる三男を嬉しそうに見つめていた。
みんながどんどん怖いおじさんに近づいていく
三男(2才)に続いて、次男(4才)もおじさんに近づいていき、摘んでいた公園の草花をおじさんに「はい♡」と渡してた。
そしたら、すごく喜んでくれて「家に持って帰って飾るきね〜。ありがとう。ありがとう。」
と。
お、普通の会話ができる人なんだね。と安心しつつ。
3人が花を渡したり、ぼくの名前は○○で、こっち(次男)が△△で、こっち(三男)が□□ね。と自己紹介したり。ハイタッチを繰り返したり。
サッカーボールをぼく(怖いおじさん)の方に蹴ってや〜
そしたら、おじさんがサッカーボールおじさんの方に投げてや〜
と言ってきて。
おじさん、まだ手にお酒持ってるし。それでサッカーはできないでしょ、と判断し。20回くらいサッカーボール僕のほうに蹴ってと言われたが、サッカーボールをおじさんの方には蹴らなかった。
「おじさん、サッカーするなら、お酒を置きましょうw」
そんな感じで、おじさんは「汽車の時間があるから帰らないといけない」とは言いつつ
その後30分くらいそこにいた。^_^
怖いおじさんとの不思議な時間
「いの町はいい町やねーおじさん、楽しかった。ありがとう。ありがとう。お花も家に飾るきね。」
と言って、子供たちにもう一度名前を聞いて、ハイタッチを何度もして、おじさんは帰っていった。
出会ったときは、もしかしたらなんかトラブル起きるかも。。って緊張してたので、おじさんとこんなに遊ぶことになるなんて。
と不思議な時間の流れを感じた。
どんな人か察知する力
おじさんが帰っていったあと、長男(5才)が
「おじさん、怖い人やなくて、いい人やったでー☆」
と。
わたしも「怖い人やなかったね^_^」
と話しつつ。
こうやって、様子見つつ人とつながっていく時間は貴重だし、これからも子供とこんな時間を共有したいなと思いました。
余談ですが。
先日長男(5才)とスーパーで、買い物をしている時、ヘッドホンをした目がキョロキョロしてるお兄さんが近づいてきて
「ねーねー。まーしーの話してもいい?覚醒剤の.......むにゃむにゃむにゃ」
って話しかけてきて
「いや、その話はいい(結構)です」
と断ったら、
「そうかえ。」と言ったので。
どこかへ行ってくれて良かった〜と思い、買い物して、終えてレジに向かうと
買い物を袋に詰める作業台のところに、そのお兄さんがいて!!!
私たちのことを見つめてる(え?もしかして待ってるの?)
と思い。
長男に「怖い人がおるき逃げよう!」
と言い、スーパーを無駄に蛇行し、行方をくらまし、自宅へ長男と全力疾走で帰りました。。。