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【無料】麻雀大会で優勝するための必携アイテム5選【コラム】

(無料記事です。間違って購入しないように!)

パソコンの画像データ見てたら、いい写真があったのでサムネに使ってみた。まりちゅうありがとう!好き!

さて、先日こんな記事を書いた。

条件戦は普段の麻雀とは全くの別物

この記事でも紹介した通り、私は数年前からいろんな大会・リーグ戦に参加するようなった。
自分が主催しているゼロワンリーグ、最強戦予選、最高位戦プロアマリーグ…などだ。

ゼロワンリーグで4回優勝するなど、成績はかなり良いほうである。

そこでそんな私が、持っていると持っていないで、少なからず成績に与える影響のあるアイテムをまとめた。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
とは孫子の言葉。
状況を正しく把握し、準備を怠るな、という意味である。

「私はネット麻雀派だから関係ないわ!」っていう人もいるかもしれないが、今後、雀荘のワンデー大会、リーグ戦などに参加したくなるかもしれない。

その際にはZEROがこんな記事を書いていたな、と思い出してくれると嬉しい。

それでは「本気で優勝するための、麻雀大会必携アイテム」ランキング、いってみよう!

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5位 ボールペン

ほとんどの大会において名前や選手番号、終わった後のスコアを記入する必要がある。
そして大会の現場でボールペンは足りなくなりがちだ。

「持っている人に借りればいいじゃん」

たしかに、借りれば問題は解決する。
しかしそれは戦いというものを分かっていない敗者の考えだ。

今から一戦交える相手に
「あ、ボールペン貸してもらっていいですか?」
「あ、はい」
「すいません」

カキカキ

「ありがとうございます」

みたいなやりとりをしていては、もう戦う前から負けていると言っていい。
卓外とはいえ、借りができる。
意識していなくても、心理的に借りを作ってしまうのだ。

とまぁ、勝つためにも必須だが、普通に持っていた方がスマートだ。
最強戦の予選などでは、参加賞としてボールペンを配ってくれるが、持ってきたバックにしまうと取り出すのが手間で、結局同卓者に借りてしまうことになる。

理想は胸ポケットがある服を着て、そこにボールペンを差しておくこと。

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こうしておけば始まる前も終わった後も、ボールペンが無くて慌てることはない。

私は職業柄、天鳳Tシャツを着ていることが多いので、その際は難しいが、それ以外はなるべく胸ポケットのある服を着ていくことにしている。


4位 タイマー

たしかこれは矢島亨プロが勧めてくれたんだよな。
で、その場でポチったのがこれ↓

これはキッチンタイマーなどと違い、即座に数字を入力できるのがいい。
例えば50分を入力するにあたり、1から50までカウントアップしなくていいわけだ。

あとは音じゃなくて光やバイブで教えてくれるのもよい。

麻雀大会は、ほぼ時間打ち切りがある。
50分だったり60分だったり、50分+1局だったり。

だから残り時間を把握するためにタイマーがあると便利なんだけど、あって役に立つのは本当に限定的な場面だけ…とは覚えておこう。

まず、時計が視線移動だけで見える席に座ったときは、私はタイマーを使わない。
開始時間を覚えておけば、残り時間を把握できるからである。

ちょっと顔を動かさないと時計を見れないような位置、もしくは真後ろなど大きく顔を動かさないと見れない位置に座った時は、タイマーを使う。

打っている最中に振り向いたりすると、急かしているようになってしまうし、仮に局の間でも他の方向を見るのはあまり良くない行為だ。

では、どういうときに役立つのか。

仮に50分打ち切りだったとしよう。

最初の30分くらいはほとんどタイマーを見ない。
残り20分と30分で戦い方はあまり変わらないからである。

気になるのは15分を切ったときだ。

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15巡目に打たれた4sを鳴くか。
どうしてもまくりたい相手と13000点差。

こんなときに、残り1局と、残り2局では、鳴き判断も変わってくる。
残り1局ならここで1000点をアガっても苦しいので、勝負のスルーという判断を下す。
残り2局あるなら、巡目がかなり深いのでテンパイ料も含め、少しでも差を詰めるためにもチーすべきだろう。

このように本当に必要となってくるかはわからないし、必要となっても限定的な1局である。

でも無限ではないあなたの時間を割いて参加する大会。
その1局の判断で破れてしまったら、悔いが残るのではないだろうか。

さっきの手牌で、チーして打牌した瞬間に「残り1局でーす!」って言われたらどうするのか。

私はタイマーを持っていく、いつくるかもわからない限定的な1局のために。

ちなみにタイマーを持っていっても慣れないうちはスタートを押すのを忘れるw
30分位経って、ちらっと見たときに無機質に表示された「50:00」を見て、笑ってしまう。


3位 ストロー付きのドリンク

Mリーグ中に、選手がストロー付きのペットボトルを飲んでいたのを覚えているだろうか?

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ストローは麻雀に特化したアイテムなのである!

なぜか。
ストローがないと、飲む際にどうしてもペットボトルと顔を傾ける必要があるからだ。どうしても時間がかかるし、場から一瞬目を切ってしまうことになる。

故に、ペットボトルを手にしたプレイヤーは(鳴く牌がないんだな)(テンパってないな)という読みまで入れてしまう。
だからなるべく局中に飲むのはやめよう。
私はリーチ後に隙を見て飲んでいるが、これもマナー的にはよくないのかもしれない。

局と局の間に、ストローを差してある飲み物を最小限の動きで飲むのがベターだ。

注意点としては、普通のサイズのストローと普通のサイズのペットボトル(500ml)ではストローが埋もれてしまうこと。
専用のストローやサイズの小さいペットボトルを買うなりして対応しよう。

私は近くにコンビニがあれば、マシンのアイスコーヒーを買うことが多い。

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2位 メモ帳

5位のボールペンと併用する。
大会中にどうしても気になった牌姿があっても、1日が終わったときには大半を忘れてしまう。

それでは何度大会に参加しようが成長はしない。

そこで後から思い出せるように、メモ帳に牌姿を書いておくのだ。
余裕があるなら、対戦相手や成績、感じたことを書き留めておくとよい。

これは、大会に限ったことではないのかもしれない。

私は今、ゼロマガをはじめ、1日に多くのアウトプットをこなしているが、それとは別に毎日寝る前に、その日に感じたことを書いている。

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(拡大して見ないように!個人名が出てくるところはボカした)

「書く」というアウトプットによって知識に定着するのと、あとから思い出せるのと、書くということを呼吸のようにごく自然にできるようにすること、思考を整理すること…を目的として日記を習慣としているが、もう何ヶ月も続いている。

特に難しいことを書いているわけでもないしね。

というわけで、その日そこで麻雀を打ったという事実を無駄にしないためにも、1日1つの牌姿でも、1つの反省点でも、なんでもいいので書き留めてみよう。


1位 チョコ

一応チョコ、としてある。
麻雀中は脳を使うので、糖分を補給しよう、と、そういう意味でだ。

しかし私が、ここで言いたいのは、チョコ単体ではなく、大会の時の食事について…である。

仮に大会が12時開始だったとしよう。
多くの大会は昼、もしくは昼過ぎに開会することが多い。

そこで大会前に「今日は勝っちゃうぞ~」などと言ってカツ丼を食べたとする。
ゲンを担ぐことはよいが、糖質や脂っこいものを食べると、血糖値があがってしまう。

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そして1回戦が始まるころに血糖値が下がり始め、その下がる過程で頭はボーッとするし、眠くなってしまう。
(これをインスリンショックという)
消化・吸収にエネルギーをもっていかれてしまうからだ。

これでは勝てる勝負も勝てない。

とは言え、空腹で参加しても力が出ない。
お腹がグーグー鳴って恥ずかしい。

どうすればいいのか。

私は大会開始の1時間前に、消化に良いもの、血糖値の上がらなさそうなものを、腹5分目くらい食べることにしている。

炭水化物は避け、ヨーグルトや果物など、なるべくGIの低い食品を食べる。

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GIについてはこちら

さきほど空腹だと力が出ないと言ったが、極度の空腹でなく、適度の空腹であれば集中力が高まる。
だから食べ過ぎるよりはちょっと足りないくらいがいい。

これはダイエット云々ではなく、麻雀で勝つための戦略である。
戦いが終わった後に好きなだけ食べればよい。

1半荘・2半荘と戦うにつれ、どうしても脳が疲れてくる。
そこでチョコなどの、糖分をとって最後まで戦えるように脳に喝を入れるのだ。

チョコは10粒以上入っているやつよりも、チロルチョコのような単体のものを1粒か2粒でいい。
あると食べすぎてしまうからだ。

私が食べているのはチョコではないが…

脳メシである。
これは数あるブドウ糖食品の中でも、スッキリしていて食べやすい。


オマケ

ランキングに入れなかったが、睡眠時間も大事。
大会の前だけグッスリ眠ろうと思ってもそうはうまくいかない。

普段からの生活習慣が、ここぞというところで大切になってくるのだ。

この記事(無料)にあるとおり、私は麻雀に勝つために本気で睡眠に取り組みだした。

その結果、参加した大会で、脳がクリアになっているのを感じた。
眠気に思考を1mmたりとも邪魔されず、全力のパフォーマンスを発揮できていることを感じたのだ。

傍目から見ても、大会に参加する度に、テンションがアガっているのを感じる。

成績は関係ない。

眠気があるときは、自分でも気づいていないレベルのミスを犯していることが多い。

レベル1・ほぼ自分の手だけで打つ
レベル2・相手の動向が目に入る
レベル3・判断するその一瞬に、本当にそれでいいのかを確認する余裕がある
レベル4・切る前にどの牌を鳴くかどうかを常に意識している
レベル5・3者の心理を読み誰がどう動くか、その中で自分がどう打つのが最適かを考えられる

脳がクリアだと常にレベル5の状態をキープできるイメージ。

麻雀の知識を蓄えることも大切だが、それを現場で出し切ることも、同じくらい大切と言える。

もう私は体調を言い訳にすることは二度とないだろう。
戦いは、今、すでに始まっているのだ。

オマケ②

ここまでの準備をして体調を万全に整えると、やる気に満ち溢れてくる。
しかし、やる気も過ぎると毒だ。

競走馬で言うところの「入れ込み状態」になってしまう。
もう運営の人がルール説明しているのも耳に入らず、早く打ちたくて仕方なくなってしまうのだ。

脳をクリアにしておくことは大切だが「やる気」や「勝ちたいという気持ち」だけでは、勝つことはできない。

むしろ不合理な結果を前にイライラしたりする原因になる。
そして麻雀とは不合理な現象の連続である。

それに冷静に対応するためにも、大会が始まる前に、前のめりの精神状態をフラットに整えておく。

簡単なようで、これがなかなか難しい。
天牌で言うところの新満さんのような自然体で構えるのだ。

というわけで、麻雀は心・技・体(平常心・麻雀の技術・体調)全て揃っていないと勝ち切ることはできない。

それではご武運を祈る!

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