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超実戦形式何切るvol.3【麻雀】★~★★★

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戻ってきたぜ原点!
麻雀との向き合い方【コラム】
に書いたように、あまり「戻ってきた」とか「調子いい」とか意識しないほうがいいんだけど、負けたらゼロマガ終了…と枷(かせ)を自らに課したから、人としてホッとするぜ。

今回は、そんな原点後の一発目の戦いを見ていこう。
時おり問題形式にしているので、アナタなら何を切るか?ZEROが何を切ったのか?を考えて楽しんでもらえたら。

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東1局 Sクラス染め手を見切る

第1ツモの2mで5トイツになった。↓

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対子手1本で打7sとするけど、切る前に考えておくべきことがある。
それは「何が出たら鳴くか?」だ。

中は2枚打たれても鳴かない。中張牌ばかり残ってしまう。
4pと7mという鳴きづらいこの2種はポンするけど、2mと2pはスルーしよう。

予定通り7mからポンしてこの形。↓

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対面が今3sをポンして打南としたところ。
さて、対面の仕掛けはどう見るか。
字牌が後から手出しされているので十中八九染め手だろうが、テンパイ率はどれくらいと読む?

A 20%以下
B 20%~40%
C それ以上








ZEROの読み C それ以上 自信度★★★★☆

対面の仕掛けはSクラス染め手である。
もう一度牌図を見てほしい。

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字牌が連続で打たれた時は、字牌の関係性、その順番をしっかりチェックするべし。対面の親は
生牌の「白」→1枚切れのオタ風「南」
という順番で切っている。
利用価値の高い牌→利用価値の低い牌
この順番で切られたということは5ブロックが十分な形で揃っていることを示す。超危険信号である。
対面は最低でもイーシャンテン、テンパイ率は40%を超えるのではないか。

通常、ソウズが余っていないうちはイーシャンテン以下と思って先に被せていくのがセオリーだが、超危険信号が出ていたら話は別。

対面はさらに1sを余らせた。↓

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そしてドラの8sを掴んだ。ほぼ、ジ・エンドである。

実際に対面は打1sでテンパイ、すぐに4000オールをツモった。

東1局2本場 愚形リーのみを打つか

1局挟んで、2本場。
すぐにテンパイした。↓

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リーチのみのカン2m。
あなたはリーチする?









ZEROの選択

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リーチ。 自信度★★★★☆

これをリーチにいけないのは弱い。
2と8のカンチャンは、カンチャン業界でも最強の戦士たちだ。
打点アップする手替わりが少なく(せいぜいピンフ・うまくいってイーペーコー)ドラも字牌で使いにくい。

マンズとピンズが678で揃っているので、ソウズの678ツモが強浮き牌になるところが気になるが、2手変化よりも、そのまま強い待ちでリーチしたほうがマシだろう。

対面から出て2600のアガリになった。

東3局 ヒューマンエラーしながら18000

さらに1局挟んで、大事件が起こる。↓

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華麗にツモったのにツモボタンが出ないのだ。
「おい、つのだー!天鳳壊れたぞー!」
つのだ「東場」
「あ、はい」

俺にはASAPINのことをどうこう言う資格はない。
最近この手のヒューマンエラーが増えた気がする。
前の半荘の起家スタートが頭に残っていて、南1局だと思っていたのだ。

まぁツモったものは仕方ない。
ミスった後が大事って羽生さんも言ってたしな。
羽生さんもこんな低次元で語ってほしくないだろうけど。

ホンイツにいくよりない。
意外になんとかなりそうだ。

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なんとかなった。
下家さんにごめんねと言いながら18000。

東3局1本場 好形濃厚リーチに押すか

僥倖のアガリを得た1本場。
上家からリーチが入った。

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この1pをチー。
上家は7s8sのリャンメンを払っている。
9sが4枚見えているから、それほど強いサインではないものの、69sよりよい受けが残っていることが推測できる。

さっきのSクラス染め手もそうだけど、相手のリーチや仕掛けの強弱を測って押し引きに活かすことが大事。

とはいえこちらは発暗刻でいつでもオリれるので気軽にチーして前進。

続いて上家から赤5sが打たれた。↓

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これを鳴いて6sを勝負する?
自分はトップ目だし上家はラス目だから難しいところ。







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