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今の学校のシステムは、管理者側にしかメリットがない。という話 #ここがヘンだよウチの学校

本当は毎週書かなければならないのに「忙しいから」という言い訳ランキング最下位の言い訳をして毎週書けていない清掃員の内藤です。

さて、今日は「時間割」、「一斉授業」について考えたいと思います。

一斉授業、時間割は何のためにあったのか?📝

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一斉授業、時間割の歴史については、詳しくは文科省のHPにていねいに載っています。その歴史的背景を考える時に、「どのような時代だったのか?」ということを考える必要があります。

今、全国で行われている近代の教育が生まれた時代というのは、どのような時代だったか。ご存知でしょうか?

それは「富国強兵」の時代でした。


富国強兵の時代というのは、若者の個性や、可能性などのあいまいなものが必要ではなく、安価に働く工場労働者、忠実な兵士が大量に必要な時代でした。

近代国家として欧米列強と張り合うには、工場で働く労働者であり、命令通りに一糸乱れずに動ける兵隊でありました。服装の個性や性格の違いが許される時代ではありませんでした。

....

そんな世界が戦争を繰り返しいて時代から、ザックリと150年が経ちました。
150年経った日本の学校はどうなっているでしょうか?

ちょんまげの時代が終わって150年、交通手段が発展し、世界が小さくなり、インターネットの登場で、いつでも情報が手に入る状態になった今でも、150年前と同じように一斉に時間割で決められた内容を50分座って受ける。

飛行機で移動せずに、馬を使って移動している状態と同じです。
学校へのスマホ持ち込み禁止は、もう意味不明です。
(だったら会社にもスマホを持ち込むべからず、にならないのだろうか?)

なぜ150年間変わらないのか?🤔

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今の学校のシステムが変わらない理由の1番大きな理由は、「管理者にとって楽」だからです。

個性、可能性という曖昧な評価軸を重要視することよりも、言うことをきかせた方が管理する側は楽なのです。

管理者側にメリットのある今の学校システムは、国民が革命を起こさない限り、管理者側に変更するメリットはほとんどありません。

ましてや、ただでさえ忙しい状況で、生徒の個性に合わせて時間を変えたり授業を変えたりすることなど、ほぼ無理です。

革命は起きつつある💪😤

最近、N高等学校からはじまり、特徴ある通信制高校が増えてきました。通信制高校のメリットは、時間割に縛られることがないことです。

その結果、インターネット、ICTツールを駆使し、生徒毎に、自分のペースで、自分のやりたいことに時間を使えるようになりました。

わたしたちゼロ高では、大学進学や就職という結果を目的としていません。

自分を知ることからはじめ、やってみたいこと、やりたいことはなんだろうかと、ゼロ高生同士で語り、試し、理解していくことを目的としています。

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これからの時代、ルールを守る人をふやすのではなく、ルールをつくる人をふやさなければなりません。つまり、大学や就職を目的とするのではなく、自分が何者なのか?を理解するところからはじめなければ、ルールをつくる人をふやすことにはならないと考えています。

ゼロ高は、そのあたらしい時代に、高校生にとって最適な居場所となることを目指しています。個性バンザイ、個性最高。

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