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カラダが軽くなる!?背骨ストレッチ&トレーニング

みなさん、こんにちは。

本日はカラダを軽くするトレーニングをご紹介します。

実際にバレーボール部の指導で活用したトレーニングです。
カラダを軽く動かすことができ、ジャンプ力をあげることが目的で、始めたトレーニングです。

他のスポーツでも生かすことができますし、
自身のトレーニングをする場合にも、カラダが軽くなることで疲れにくくなるので、
ぜひ試していただきたいです。

スポーツに生かす場合、
練習の始めや試合前に行うことがおすすめです。
カラダが軽くなり、その後のパフォーマンス向上が図れるでしょう。

7つの即効ストレッチ&トレーニング

ストレッチ&トレーニングの内容は?というと…

①背骨づくり
②背骨のアーチづくり
③背骨と"受け軸" "運動軸" の連鎖運動
④PNFの対角螺旋運動
⑤空中基本座位からハムストリングのストトレ
⑥仰向け空中基本座位から腹直筋とハムストリングの連鎖運動
⑦四足歩行から対角線のボール&ソケットの連鎖運動

見てわかるように「背骨」にフォーカスした内容になっております。

その理由としては、姿勢がカラダの軽さに大きく関わってくるからです。

例えば、試合前、緊張でメンタルが不安定になると、
姿勢にそれが表れます。
膝関節や股関節が屈曲し、背骨(背筋)が丸まってしまいます。

この状態で、バレーボールのスパイクを行う場合、
踏切の際に遅筋群でカラダを持ち上げるようにジャンプ動作をしてしまい、最高到達点に届くスピードが遅くなります。

最高到達点に届くスピードが遅くなるということは、
相手のブロッカーはタイミングを合わせやすくなり、スパイクの決定率は圧倒的に下がってしまうことでしょう。

スパイクの決定率が下がるだけではなく、
遅筋群は耐久性に乏しく、試合が長時間に及ぶにつれ、
乳酸が蓄積し、ジャンプの到達点が低くなってしまいます。

ましてや、コロナ禍で練習不足が否めない選手たちは、
遅筋群を継続的に発揮する筋肉量を獲得できておらず、
フルセットまで戦う体力がないような状態に陥ってしまいます。

したがって、
膝関節の屈曲を最小限に抑え、
股関節の屈曲も最小限に抑え、
「受け軸」「運動軸」により大腰筋をフル活用し、
背骨をできる限り伸展することが求められるのです。

今回のストレッチ&トレーニングでの
①背骨づくり
②背骨のアーチづくり
③背骨と"受け軸" "運動軸" の連鎖運動
は、そのあたりをピンポイントに狙っているので、
一番参考になるかと思います。

背骨と季節の関係性

実はこのトレーニングは「冬」に行うのが最良なのです。
その理由が東洋医学理論に隠されているのです。

冬に疲れやすく、養う必要がある五臓六腑は「腎臓」と「膀胱」とされています。

冬はギックリ腰を含めた腰痛を引き起こす方が多いです。
今までの腰痛発生時期を思いだしてみてください。
冬に発症しているなーと思い当たる方も多いのではないでしょうか?

この原因は、筋肉が冷えてカチコチなった状態で無理に動かすだけではなく、
腰の奥底に潜む「腎臓」と「膀胱」が冷えてしまい、
周囲の筋肉の収縮を制限することが考えられます。

カラダの内側が冷えることで腰痛を発症しているのです。

「膀胱」のツボのラインはどこにあるかというと、
『背骨の両側面』に脈々と流れているのです。

これが背骨と冬の関係性が強い理由なのです。

ちなみに、「膀胱」のツボのラインはアキレス腱の外側に、
「腎臓」のツボのラインはアキレス腱の内側につながっているため、
「冬にアキレス腱を切りやすいのって、そういうことか!」と思い当たる方もいるのではないでしょうか。

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「変わらないことは変わり続けることだけ」それはトレーニングも同じです。常に変化を恐れず、現場で試行錯誤を繰り返し、近い将来、日本発信のメソッドがグロバルスタンダードになる日がくるでしょう。その根幹となるものを創作し公開します。(毎週月曜日にお届けします)

石川貴之が全国各地を旅しながら、トレーニング指導で得た発見を文章化し配信します。当然に、「今」考えていることや「今」見ているものになるため…

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