試合前に心拍数を上げるワケは、「カラダを暖める」だけでは事足りない
ウォーミングアップに必要な概念
「ウォーミングアップ」はコレから始まる試合において、ベストパフォーマンスを発揮するために必要とされ、「カラダを暖める」「心拍数を上げる」ことが主な目的だと考えている。
前者については、誰もが「そだよね」と思うところ。
その一方で、後者については「カラダを暖めるために必要なんでしょ?」と、前者と同じ立ち位置にカテゴライズされがちだが、「陰」と「陽」のように交わるのだが分かれていて境界線があるモノだと感じている。
この考え方は、個人的には結構大事だと思っている。
「仕事の価値」を爆上げする方法
というのも、実際にスポーツ現場でアップを指示する時には、その辺りに尋常ではないほど軸足をおいて、選手たちのカラダを創ることに従事しているのは紛れもない事実。
トライアンドエラーの繰り返しではあるのだが...、
それなりに成功する確率(99.9%)が上がり...、
石川株が爆上がりで連日のストップ高となり...。
ウォーミングアップ自体の価値をメチャ高め...、
自らの仕事の機会を発生させることに、メチャ成功しました。
#不敗記録
「石川がいると、なんか勝てる気がするっちゃが」という言葉に、「最高の褒め言葉をありがとう」と、東和夫こと長谷川博己の捨て台詞を丸パクリで感謝を口にする。
#mozuより
その仕事振りは、『タスク型』から『ジョブ型』に変容できた典型的な例で、ラボ・メンバーの「マネジメント研修・第三話」の課題に、ヒントを与える題材として使えるヤツだ。
#仕事は自ら機会を創り
#自らの手でその価値を高めるモノ
ラボの皆さん。
もし、ご覧いただき「課題へのヒントになった!」と思われ、その勢いで「スキ」をポチっていただけたら、日本各地の方言を駆使して全力で「ありがとう」の気持ちを "note" が伝えてくれます。
心拍数を上げる "2つ" のワケ
でもって。
「心拍数を上げる」ことに対し、どう軸足をおいているかが今日のテーマ。
一つは『瞬発系のエネルギー源』となるためで、選手の息の荒れ具合に耳と目を傾ける。
そして、もう一つは、試合中の『集中力を高める』ことにある。
特に、ゲームの入口にスムーズに入るための集中力だ。
どの競技でもそうなのだが、特にバレーボールはラリーポイント制に移行してからは、"ヨーイドン" で先行した方が有利とされていて、第一セットの連続失点は避けたいところだ。
▶︎ ウォーミングアップの様子↓↓↓
身体が暖まっていたとしても、集中力が散漫な状態では連続失点の可能性が高くなり、『心身』が整い「いよいよ、コレからだ!」と思った時には、既に試合が終了するケースも少なくない。
「集中しろ」の掛け声は本末転倒
とはいえ。
指導者の口から繰り出される「集中しろ!」では、いまいち効果が出ないことは知られているところ。
であれば、レスリングのように「バシっ!」とコーチから叩かれる方が、脳が危機を察知して集中力が増すことは、脳科学の世界でも言われているところだ。
なのだが、この方法は "諸刃の剣" よりも諸刃で(どんな剣やねんw)、今の時代に目にする機会があれば、「-30°の世界へようこそ!」と体育館が凍りつき、幻想的なオーロラが見える空気感になるのは誰もが知るところだ。
#暴力はダメ
そのため、試合前のウォーミングアップで、選手たちの心拍数をどのような手法で「ゼェーゼェー、はぁーはぁー」させるかは腕の見せ所。
そのコーディネートする力の仕上がり具合は、一つの作品としてクリエイティブとさえ感じられる時もあり、クライアントもその必要性を感じているのだろう。
よく、「スポーツには【心・技・体】をカッチリ揃えるのが大事だよ」と言われ、たとえスポーツに携わる機会が少なかったヒトでも、一度や二度は耳にすることはあるだろう。
普段の練習で培ったスキルを発揮するためには、『心身』の準備をどうするかが毎度のことながら問われ、試合前のウォーミングアップで「心拍数を高める」ことは、メンタルの部分にまで影響すると考えている。
ぜひ、トライ&エラーを繰り返し、ベストパフォーマンスを発揮する確率を高めてあげて欲しいと願う。
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