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慣性モーメントと運動円滑性について

みなさん、こんにちは!

本日のトピックは…
“慣性モーメント”とそれに関係する身体の部位の“運動円滑性”について

慣性モーメントとは

みなさんは慣性モーメントという言葉を聞いたことがありますか?

これは物理に関係しているワードで、それを身体の動きやスポーツに応用しているのです。

まずは物理的は意味で!

【慣性】とは、、、
「ある物体が静止している場合、外部の力が働かないときは静止し続ける」
または、「ある物体が動いている場合、外部の力が働かないときは動き続ける」
という性質を表しています。

ある物体の重さが重いとき、動かすためには大きな力が必要です。
逆に軽いときは、小さい力で動かすことができます。

これは重い物体の方がその運動(静止・動く)を続けようとすることを指しています。

まとめると…
重い物体=慣性が大きい
軽い物体=慣性が小さい

【慣性モーメント】とは、、、
ある物体の「回転しやすさ」「止めにくさ」を表しています。
回転軸を中心とし、物体が重い・軽いを考えます。

回転軸に近い位置に物体(質量)があるときに「回転しやすく」、
回転軸から遠い位置に物体(質量)があるときに「止めにくく」なります。

まとめると…
回転しやすく、止めにくい=慣性モーメントが小さい
回転しづらく、止めやすい=慣性モーメントが大きい

では本題!

身体の動きやスポーツでの「慣性モーメント」を考えてみましょう。

上腕と慣性モーメント

身体の動きで回転運動を行うのは、、、
・前腕の「回内・回外」
・下腿(ふくらはぎ)の「内旋・外旋」

まずは、前腕の「回内・回外」について考えてみましょう。

前腕は「橈骨・尺骨・骨幹膜」が大切な役割を担っています。

単純に筋肉が硬く詰まっている状態では、
前腕部の回内・外の可動域が狭まり、スムーズに回すことができません。
慣性モーメントが大きいと言えます。

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