『新規サポに注目選手をおススメするコツ』について語り合うファジサポのAとB
B「あのさあ」
A「お、どした?」
B「実は職場で”あたらしくファジサポになってみたいんです!”って声をかけられてさ」
A「おお」
B「しかも、2人も!」
A「めっちゃいいじゃん!」
B「2人とも違う部署なんだけど、ひとりは同期の女の子で、もう一人はその後輩の子らしいのよ」
A「この、コミュ力魔人Bめ!・・・うらやましい・・・」
B「去年3位でがんばってたのをニュースで見て、今年行ってみる?ってなったらしい」
A「やっぱ、成績があがると影響力がデカいんだなぁ」
B「それで、俺が去年から応援行ってるのを知ってたから同期の子がちょっとどんな感じか聞いてみよってなったみたいでさ」
A「なるほど、そういう流れね」
B「俺でもわかることをいろいろ答えてたんだけど。一個どうしよう?ってなった質問があって」
A「ほお。なんだろう?」
B「”おすすめの選手を教えてください!”って言うのよ」
A「うん?Bが思う選手を答えてあげたらいいんじゃないの?」
B「それはそうなんだけど、これが案外難しいなと思って・・」
A「ふむ」
B「いや、自分の好きな選手をおススメしても気にいるかどうかわからないじゃない?」
A「うん」
B「せっかくファジに興味持ってもらってるわけだし、できるだけその選手追っかけてたら楽しい!って思ってもらいたいな・・・とか考えてたらなんか絞れなくてさ」
A「まあ、いい選手いっぱいいるからなぁ今年も」
B「でしょ?だから、ちょっとまって!考えとく!って保留にしてきた。Aに相談してみようと思って笑」
A「そういうことね」
B「定番のおススメのしかたとしてはやっぱイケメン推しがいいのかな?とは思ったんだよ」
A「うん」
B「でも、女子サポだからイケメン推しとけ!ってなんかちょっとなと思って」
A「ふはははは!笑」
B「ねえ?男だったらおっぱいみせときゃいいみたいな、さぁ?」
A「うーん、まあ、そうだね笑」
B「だから、Aはなんかいいおススメのしかたとか知ってるかもな?と思って。イケメン推しとかだけじゃなくて」
A「OKOK。おススメ選手の選び方のコツってことね」
B「おねがいします」
A「その新規のサポ女子2人組はサッカーはそれほど詳しくない感じなんだよね?」
B「あーもう、全然。W杯でちょろっと見て、ファジも調子いいらしいから行ってみる?ってノリだったみたい」
A「なるほど、じゃあ知識・経験はほぼなしって感じか」
B「そうだと思う」
A「それだったら、いいコツがあるよ」
B「おお、どんな??」
A「はやい・うまい・でかい!この3つで選ぶのがいいね」
B「はやい・うまい・でかい。なんか吉野家みたいだな」
A「はやいはスピードある選手。そして、うまいはテクニックがある選手。でかいは文字通りサイズのでかい選手。この3タイプから選んであげるのがいいと思う」
B「へえ!なんでその3つなの?」
A「初心者ってサッカーなにやってるのかわからん!ってみんななるじゃない?」
B「うん。俺も一年見てきたけどいまだによくわからん。Aに聞けるからまだマシだけど、聞かなかったらわからんことだらけだったと思う」
A「なので、理屈抜きで良さが伝わる選手のほうが見ていて楽しめると思うんだよ」
B「あー、なるほど!」
A「玄人受けするような選手だと、ぱっと見て良さがわからんてことが多いからさ。はじめて行って楽しめるか?というとややハードルが高いんじゃないかなと」
B「確かにそうだよな。シュートめっちゃ打つとか、なんかそういうのが印象に残るもんね」
A「そう、見た感じのインパクトがすごく大事だと思う。スピードが早いとか。なんか明らかにボールの扱いとかが上手そうに見えるとか。背が高い・体がデカいとか。そういう特徴の方が見た感じ良さが伝わりやすいと思うんだよね。経験上」
B「あ!」
A「ん?」
B「そういえば去年俺がファジ行く!って言ったとき、Aはデュークをおススメしてくれたよね?」
A「うん」
B「あれって、そういう・・・。デュークって長身だし」
A「そうだよ。しかも彼はオーストラリア代表だし。敵陣空中戦勝利のパラメータがJ2トップクラスだからね。ナイスガイだし」
B「そういうことだったのか」
A「一応入口はデュークだったけど、Bは結局イグォン推しに落ち着いた」
B「そう、そうなんだよ」
A「全然それでいいなと思って。今後も見たい!って思わせるきっかけになればそれが一番だしね」
B「今年の選手で行くと、”はやい”は誰がおすすめかな?」
A「個人的には本山遥を推す。今年は彼のスピードをもっと楽しめる年になりそうだしね。あと、プレーに関係ないけど声がめっちゃええ声。そして新加入選手では、川谷凪が50m走5秒9で走るらしいよ?」
B「はっや!!!」
A「だからこの2人がいいかもしれない」
B「じゃあ、”うまい”選手は?」
A「これは候補がたくさんいるな。田中雄大、田部井涼、輪笠祐士、佐野航大に仙波大志も。それとたぶん、坂本一彩」
B「めっちゃいるじゃん」
A「それぐらいいい選手が多いのよ今年は・・」
B「なんかこう、ひとりに絞るためにもうちょい条件とかある?」
A「ああ、そうそう忘れてた。なるべくスタメンで出られる選手がいいと思う」
B「ほお」
A「せっかく目当ての選手を聞いたのに試合に出てないとがっかりするでしょ?自分たちみたいなサポならそういうときもあるから平気だけど、初めて来た人だったらちょっと的が外れる感がどうしてもでちゃうだろうし」
B「聞いてた選手いない!ってなると、どうしよう?ってなるよな」
A「だから、スタメンクラスで何人かお好みで!ってレコメンド方法がいいかもね」
B「そうだね、そうしようかな。話の流れをぶったぎってごめん。それで、”うまい”選手は誰がいいかな?」
A「わからん」
B「いやいや笑」
A「いや、ほんとわからない。それくらい拮抗してるし、誰がスタメンか全く読めない」
B「そこをなんとか・・・」
A「強いて言えば田中雄大かな。副キャプテンでもあるし、きっと今年にかける気持ちは相当だと思う。実力的にも申し分ない」
B「もうひとり上げるとすると?」
A「いやぁ・・難しい。佐野航大。田部井涼、かな」
B「じゃあ、でかい選手は?」
A「もう、これは櫻川ソロモンで決まりだ。この選手は絶対いいよ」
B「190cm94㎏だもんな。しかもしゃべるとめっちゃかわいいし」
A「あの高さ・ゴツさ・強さはきっとヤバイよ。見ているだけできっと楽しめる選手だと思う。しかも意外とプレーは柔らかいし」
B「もうひとり挙げるとすると誰がいい?」
A「やっぱり、バイス・柳のCBコンビになるかな」
B「大黒柱だ」
A「うん。DFの選手はどうしても印象が地味目に映るからFW優先でおススメするのがいいんじゃないかなと思う」
B「これで、はやい・うまい・でかいのおススメリストができたな!」
A「あとは、そうだなぁ。キャラがはっきりしてるひともいいし、一芸持ちの選手もおすすめだね」
B「キャラでいくとたとえばどんな選手?」
A「それこそ、バイスみたいな誰もがほれ込むリーダーとかいいよね。まずプレーがいい上に、あのキャラクターだから。そりゃ人気になるって話で」
B「バイス人気だもんな。ダンディでかっこいいうえに、喜び方とかめっちゃかわいいという」
A「あのギャップは反則だね笑」
B「一芸持ちってのはどういう選手?」
A「際立った特技がある選手だね。たとえば、キックが上手い選手。そしてドリブルが上手い選手。このあたりはとてもおススメ」
B「今年のファジでいうと?」
A「キックでいくとやっぱり河野諒祐の右足。なんといっても去年のアシスト王だからね。左足でいくと高木友也のクロスはめっちゃいいよ。あと、やっぱバイスな!バイスはすごい・・・」
B「ゴール近くの直接FKとか決めるもんね。そうか、キャラもいい上に、一芸持ちなのかバイスは。魅力が計測不能やん」
A「あと、ドリブルでいくともうこれは木村太哉だよ。仲間隼斗の19番を引き継いで、今年にかける気持ちはかなり強いはず。去年はうまくゲームに絡めなかったけれど、今年は彼のドリブルが見られるチャンスは増えそう」
B「あのさあ」
A「うん?」
B「どうしてキックやドリブルがうまい一芸持ちの選手がおすすめなの?」
A「簡単に言えばね、説明不要で”ここを見ろ!”って良さがわかりやすいからなんだよ。見せ場を絞りやすいって感じかな」
B「なるほどなぁ」
A「そういうとっつきやすい見せ場があると、試合に退屈しても見せ場をめあてに見ていられるでしょ?そういう選手は貴重だと思う」
B「選手のいいプレーを楽しみに待つのもいいもんだしな」
A「そうだね。あとは、2人にヒアリングしてみて好みに合わせて薦めてみるといいんじゃないかな」
B「わかった」
A「個人的には鈴木喜丈を楽しみに思ってる」
B「ここまで名前出てきてなかったね?」
A「うん。たぶんCBで出る機会が多そうだし、彼左利きなんだよね」
B「左利きだとなんかあるの?」
A「去年は左利きのCBがいなくて結構窮屈な思いをしてたから待望の左CBが来たな!と思ってね。練習みたけど高さもあるし、キックうまいし、かなりいい選手だと思う。あと近くで見たけど、超絶イケメンだよ?彼は!」
B「おまえがイケメンにくいついとるやないか」
A「いや、近くで見るとほんとかっこいいのよ。長身で、ちょいエレガントさもあって、苦労人で。関戸健二が去ったあとのイケメン枠はきっと彼が継ぐことになるのではないか?と思ったりね。めっちゃ人気でそう」
B「いや、もうファンやん」
A「まあ、自分はそこまで特定の選手に入れ込むタイプじゃないんで、そうでもないんだけどね笑」
B「それはいいとして、まあ、でも、助かったよ。おかげさまでどの選手をおススメするか方向性が見えてきた」
A「それはなによりだ」
B「ほんと、きっかけでいいもんね。別にそのままその選手をずっと追っかけるもよし、俺みたいに別の選手の魅力に取りつかれるならそれもよし」
A「そういうこと」
B「楽しんでもらえるように、今度2人に話してみるよ。A、ありがとうね!じゃあ、また連絡するわ!」
A「あの・・・その・・・」
B「なに?」
A「もし彼女たちがそのままファジサポになったら紹介してください」
B「ダメです」
A「鬼!」
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