【まだ医局で消耗しているの?】医局を辞めた医師たち-本音で語るアドバイス-
「医局を辞めたい」とひっそり感じている方いますよね。
私のブログでは医師の転職情報なども発信していますが、そのような悩みをもってアクセスをしてくれる方がしばしばいます。
確かに医師求人サイトなどで様々な医師の転職体験談は書いてあります。
ただどれも読むと分かりますが、当たり障りのない内容で実際にあったであろう退局や転職にまつわる苦労話やヒドい話は出てきません。
そこで、このnoteでは医局を辞めた医師たちに話を聞いて、深く、本音で、そして詳細にその経験を語ってもらいました。
計8人でエピソードとして9つあります(お一人は2回辞めている)。文字数も34,000字以上あり、相当のボリュームです。
ぶっちゃけすぎて外には出せない医局の話から辞めるまでの苦悩や逡巡、人にはなかなか言えないディープな話まで詳細に書かれています。
8人の医師がそれぞれどのように医局を辞め、どのように新しい人生の道を切り開いたのか、今まさに医局を辞めるべきか悩んでいる方から、まさに医局に入ろうか悩んでいる方まできっと参考になるでしょう。
このnoteは4,980円と決して安い金額ではありませんが、医師なら当直1回分にも満たない金額です。
あなたの大きな悩みを解決する手がかりを得られるなら、十分に元が取れると思います。
美容外科になるために医局を辞めた
外科の医局を辞めた理由
手術手技を多く学びたい、一般診療を幅広く行いたいと考えていたことから外科を専攻しました。
専門医取得のためと大きな組織で色々な医師の考え方・診療・手術を学びたいと考え、3年目から医局に所属しました。
しかし、大学病院に戻ってからの2年間では自分が術者として行う手術はほとんどありませんでした。助手として入る際にも第二助手以降として入ることが多く、手術手技を学べませんでした。
外来診療に関しても、上級医からのフィードバックはほとんどなく、丸投げに近い状態・・・。病棟業務や医局業務、研究等の雑務が非常に多く、自分の時間を確保することも難しかったです。
異動を直属の上司や医局長に相談するも受け入れてもらえず、医局に所属していてはこれ以上自分の成長やキャリアアップをすることは難しいと考えました。
給与面に関しても、大学病院からの給料は少なく、外勤バイトでの収入でなんとか補填している状態でした。個人でのバイトに関しても禁止されていたため、給与アップもほとんど期待できませんでした。
市中病院時代は年収1,200万程度、大学病院時代は年収800万円程度。
週1回医局斡旋のバイトはありましたが、それ以外のバイトは原則禁止でした。
後期研修が終了するタイミングで退局・転科を考えました。
美容外科への転職活動について
退局の約1年前から転職活動を開始しました。
転職エージェントにも相談、いくつか案件を紹介してもらい担当者と面談も行いました。
美容外科での仕事内容や必要とされる技術、報酬・待遇など、わからないことを独力で調べることは思った以上に難しかったです・・・。
信頼できるキャリアアドバイザーのサポートを受けたことで効率よく転職活動を進めることができました。
美容皮膚科・美容外科の求人動向に精通した転職エージェントに登録すると、自分の希望に合ったクリニックや求人を紹介してもらえます。
クリニックとのネットワークがしっかりしているエージェントなら、募集要項に掲載されていない情報も教えてくれたため非常に重宝しました。
大手クリニックでの見学会も開催されていたのでそちらにも参加し、実際の働き方やクリニックの雰囲気を事前に確認しました。
その中で自分の雰囲気に合っており、自分の目標である「手術手技を習得すること・患者と向き合って診療を行うこと」を達成できそうなクリニックへの転職を決めました。
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