自分自身の感情の深掘り

ZEROCARAのTOMOです。

皆さんの中で、この人苦手だなと思う人って
いるかと思います。それで敬遠していたら
あるタイミングで、やたらとその人が
自分の領域に入ってきて(周りの人からの話や
その人の話題になったり等)、「なんやねん!
何で敬遠しているのに、また現れるねん!」
と心が騒つく事ってありませんか?

ぼくはありました。
うちの知り合いで、やたらピュアで
まじめかつ勉強熱心で、小難しい
アカデミックな事を言ってきたり
やたらポジティブで
聖人のような言葉を並べて
「私ホントついてるねん!幸せやねん!
 ホント恵まれているねん!こうやって
 大切な友達と一緒に話できるのが
 わたしにとって幸せの時間。
 ホントいつもありがとう!」
と事あるごとに、「私は幸せ、充実している」
アピールをしてきて正直言ってウザかったし
息苦しかった。

内心、「なんでわざわざ、やたら優等生ような
コメントをして、良い子ちゃんアピール
してくんねん?なんやねん、この人は。
頼むから、ぼくの領域に入って来んといて。」
と思った。この〇〇ちゃんの話題になると
トゲのある言い方になっている自分がいた。

すると、周りから
「〇〇ちゃんの話になると苦手な雰囲気が
 出るよね。」と言われた。

ぼく
「そう、正直、あんなに楽しいとか言われると
 しんどいわぁ。幸せと充実感をアピール
 されるとイラッとするわ。
 ごめんやで、お友達の事、悪いように
 言ってしまって。〇〇ちゃんのことが
 眩しすぎるんかな。」と伝えた。

自分の気持ちを伝えて
「あー、自分は〇〇ちゃんに対して
 こういう気持ちでいるんやぁ」と思う一方で
深掘りが足りない気がして、さらに自分に
問いかけてみた。

〇〇ちゃんの事が苦手なのか?
考えて出てきた答えは
優等生のように振舞う、〇〇ちゃんが
苦手であって、〇〇ちゃん自体は
全然苦手ではなかった事が分かった。

振り返ってみると、優等生のように
振舞う印象のあるタイプはとても苦手であった。
なぜか苦手かをさらに自分自身に問いかけてみた。

すると、小さい時から劣等生として扱われて
褒められた事がなく、承認に飢えていた
当時のぼくが、優等生に対する嫉妬から
良い子、良い子をする人間に対して
極度の嫌悪感を抱いていた事に気付いた。

「おー、そういうことか!ともちゃん(ぼくの名前)は
 寂しかったんやな、小さい時にキチンと褒めて
 もらいたかったんやな。気付いてやれなくて
 ごめんやで。もう大丈夫やで。十分苦しんだし
 頑張ってきたし、ともちゃんは十分立派!
 もう手放そう。」と自分自身に語りかけて
 小さい時の自分を今のぼくがハグしている
 ところを想像したら、涙がボロボロ出てきた。

それでもう一度、〇〇ちゃんに対する印象を
自分自身に対して、問いかけてみると
嫌悪感はほとんどなくなっていた。

置き去りにされていた感情を放置しておくと
それが知らない間に蓄積されて、心の底に
埋もれてしまい、形を変えて嫌悪感として
生まれてきます。ある特定の人に対する苦手意識が
ある場合、どこが嫌なのかを深堀りすると
意外と自分の過去の出来事に直結している事も
あるので、自分の気持ちの深堀はオススメです。

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