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ー未来を見て生きる素晴らしさー【山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所名誉所長)】『日本の名言100 』14言/100言 解説

今日も記事を見ていただきありがとうございます!

世界では今もどこかで「名言」が生まれています。そんな中で私たち日本人の偉人が残した名言にはどんなものがあるのでしょうか?

私は、昔から名言や偉人が好きで、趣味で多くの偉人や名言を調べてきました。目にした名言の数は軽く1000は超えます。

その経験を活かし、「名言から元気をもらいたい方」「偉人が好きな方」「過去の偉人の経験から学び、今の自分を変えたい方」に対して、このnoteを書いています。

このnoteのシリーズでは、

先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)に載っている日本人が言った「100の名言」について、1つのnoteで1言ずつ紹介していきます。

その際に、「名言の紹介」と「名言の意味と背景」、「現実生活での活かし方」を書きました。私は、名言を聞いて、現実生活で活かしてこそ本当の意味があると思うのです。

皆さんも是非、名言を聞いたら、現実生活でどのように活かせるか?まで考えて本noteを活用していただければ幸いです。

それでは早速名言の解説からいきます。

【山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所名誉所長)】名言

自分の生きている間は
役に立てないかもしれない。
いいじゃないかと。
そんなすぐに
実用化が見えていることじゃなくて、
今も全然できないことを、
将来できるようにしたい。

『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)p44

名言の意味と背景

先生の解説

”自分”という人間は今という時代を生きている。だからそれだけを見れば、昔のことも未来のこともどうでもよいのかもしれないと感じてしまいます。

 しかし一方で、”自分”という存在は、多くの先祖たちがいてくれたおかげであるわけですし、次の世代に子孫をつなぐ義務もあります。子孫とは自分の子どもだけではなく、この社会の子弟、そしてその子弟もわが子孫であります。

 行く末に思いを巡らせて仕事ができる人は社会の宝とも言うべき人だし、実際に素晴らしい仕事も残していきます。自分のためだけではなく未来のためになるもの、目先の利益よりも大きな本当によいものを作り出していくことができるのです。

 山中教授も、「IPS細胞の発見」という功績でノーベル生理学・医学賞受賞という快挙を達成しました。ただ身近に普及して誰でもその医療が受けられるように実用化はまだされていません。逆に山中教授のように、「すぐには実用化できるか、自分たちが生きている時代に実用化できるか分からないけど研究を進める。」そういう態度だったからこそ、IPS細胞の発見という快挙を達成できたのではないでしょうか。

 未来につなぐものを作る意識で仕事ができれば、こんなに素晴らしい生き甲斐はないでしょう。

現実生活での活かし方

現実のイメージ

ここからは、この名言を「現実生活で活かしていくとしたらどうするべきか?」を話していきます。

この名言を現実生活で活かすのであれば「今すぐ役立つことだけではなく、未来に残せるものを作りたいという観点で物事に取り組む」ということになります。

なぜなら、今すぐ役立つことは正直他の人がもう既にやっているからです。そして他の人がやっていることをそのままやっても、自分の功績として認めてもらうことはできません。

自分が平凡なまま人生を終わってもいいと思えるなら、そういう生き方でもありです。ただ自分が人生において「何か後世に誇れることを成し遂げたい」「生きた証を残したい!」という強い思いがあるのであれば、まだ実用化が難しいと言われているものに挑戦するべきです。

例えば、「火星にも人が暮らせるようにする」という偉大な目標を掲げて、アメリカのイーロン・マスクやジェフ・ベゾスは日々宇宙開発に取り組んでいます。

そしてその宇宙開発は、何千億円単位のお金がかかるにも関わらず、今すぐに役立つことではありません。ただこの2人は、未来に残せるものを作りたいという観点で物事に取り組んでいるのだと思います。

それと同じように自分のやりたいことが今すぐ役立つことではなかったとしても、未来に残せるものを作れればいいんだという気持ちで物事に取り組んでください。もちろんそれが世の中に認められるかどうかは分かりません。

ただ、自分のやりたいことをやり切ったという清々しさは手に入れることがきっとできます。

結論として、「今すぐ役立つことだけではなく、未来に残せるものを作りたいという観点で物事に取り組む

これが現実生活でのこの名言の活かし方だと思います。

まとめ

まとめ

 今回は、『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)に載っている100の名言の1つとして、

【山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所名誉所長)】の名言

自分の生きている間は
役に立てないかもしれない。
いいじゃないかと。
そんなすぐに
実用化が見えていることじゃなくて、
今も全然できないことを、
将来できるようにしたい。

『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)p44

を紹介しました。

今回の名言の意味と背景は、【未来を見て生きる素晴らしさ】でした。

また現実生活での活かし方は、【今すぐ役立つことだけではなく、未来に残せるものを作りたいという観点で物事に取り組む】になるでしょう。

また名言を聞いて、それで終わってしまっていてはもったいないと思います。説話を活かすためにも、是非「現実生活での活かし方」を参考にして、行動してみてください。

もし不明な点があれば、コメント欄での質問もお待ちしています。

今後も偉人の名言や行動を通して、あなたの人間関係やお金、生き方、健康などの悩みを解決する情報発信をしていくので、フォローお願いします。サポートもお待ちしております。

最後まで見てもらって、本当にありがとうございました。
また次の記事で会いましょう!

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