見出し画像

【ユダヤ人の黒い瞳】「タルムード」金言集(20話/37話) 解説

今日も記事を見てもろてありがとう!見てくれるあなたがおるおかげで、記事執筆を続けられとる。本当に感謝👏

『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』(集英社 著者:石角完爾氏)に載っている37の説話について、1つのnoteで1話ずつ紹介していくで。

その際に、「説話の解説」と「教訓」、「現代の日本での活かし方」を書いたで。俺は、説話を聞いて、現実生活で活かしてこそ意味があると思うねんな。良ければ、参考にしてな。

それでは早速説話の解説から行くで。

【ユダヤ人の黒い瞳】説話の解説

「なぜユダヤ人の瞳は黒いのか」
「それはユダヤ人がいつも暗いところにいて、明るいところを見ているからだ」

「なぜユダヤ人の瞳は黒いのか」
「それは神が、ユダヤ人が明るいところばかりを見て、楽観主義、享楽主義にならないようにしているからだ」

「なぜユダヤ人の目は中心が黒くてその周りは白いのか?」
「それは世界を暗い面から見た方が物事が良く見えるからだ」

『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』(集英社 著者:石角完爾氏)p155

教訓

美人先生

好調な時こそ、苦境への準備をせよー時に全部捨てる「レハレハ」の勇気を

ゼロに戻ったときこそが新たな自分に出会えるチャンス

これがこの話の教訓やねん。

なぜ好調な時こそ、苦境への準備をせなあかんかと言うたらな、好調な時は将来のために準備できる余裕があるし、好調な時はずっと続かへんからや。

芸能界で言うても常に芸人の旬があるし、一時月収500万円売り上げていた一発屋芸人がいたとしても、数年後には月収10万円になっていることもザラにある世界や。

ただそういう時に、月収500万円がずっと続くと勘違いして、高級マンションに移り住んだり、ランボルギーニなどの高級車を買ったり、キャバクラで豪遊三昧などをしたらお金はすぐに無くなるで。

だからこそそういう時こそ、もし自分が苦境になった時のために、他の芸人仲間にご飯を奢ったりとか、プレゼントをしたり、自分の個性をもっと磨いたりせなあかん。

もしそれで売れない時期があったとしても、その準備をしていたら助けてくれる人もおるし、また返り咲いて売れることも可能になるはずや。

ユダヤの言葉で全部捨てることを「レハレハ」というそうやけど、時には自分の今の現状を捨てて、レハレハの勇気を持って、行動をせなあかん。

なぜなら、一つの場所にいると、ずっと成長はせえへんからや。例えば、写真のフィルム事業で有名な「コダック」という会社は、写真を現像する時代は、かなり好業績を叩き出しておった。

ただその写真フィルム事業での大きすぎる成功のために、写真フィルムの業績に悪影響を与えるとの理由から発明品であるデジタルカメラの商業化を見送り、時代の変化を捉えられんかった。その結果2012年に会社が倒産することになったんや。

歴史にたらればはないけどな、ここでコダックがいち早くデジタルカメラへの切り替えをしていたら、今も存続しとる可能性もある。

だからこそ、どれだけ好調な会社であっても、これが何年間か先に事業は衰退すると分かったら、すぐに他の事業への転換を考えたり、研究をせなあかんのや。

つまり、すべてを捨てるレハレハの勇気が大切になってくるな。

・好調な時こそ、苦境への準備をせよ
・時に全部捨てる「レハレハ」の勇気を

これがユダヤ人が肝に銘じている、お金に関する原則やねん。

現代の日本での活かし方

現代の日本のイメージ

ここからは、この話を「現代の日本で活かすとしたらどうするべきか」を話して行くで。

この「ユダヤ人の黒い瞳」の話を現代の日本で活かすのであれば「①良い時に悪くなることの準備を怠らない ②未来を見据えて今の全てを捨てる決断をすることも時に大事」ということや。

①良い時に悪くなることの準備を怠らない

「良い時に悪くなることの準備を怠らないこと」が、現代でも大事な活かし方や。

なぜなら、「七匹の太った牛と痩せた牛」の話でも述べたけど、良い時は永遠には長く続かへん。

日本で言うと、平家も平清盛の時代は絶頂やったけど、その後は源家の時代になった。バブルの時代も不動産やゴルフ会員権がかなりの金額まで値上がりしとった。みんなこぞって土地を買っとったんや。ただ平成に入ってすぐにバブルは崩壊し、その後の日経平均株価はバブルの38000円台を更新することは一度もなくなっとる。

だからこそ、好調な時に、蓄えたお金をリスク分散して、
今後価値の上がりそうな場所の不動産や株式などに変えて、保有しておくことが大切や。

そうしたら、もし自分の収入が減ったとしても不動産の家賃収入や株式の配当収入で収入のマイナス分を補うこともできるやろ。

具体的には良い時でも、収入の10分の1は最低貯金か資産(不動産や株式)を買っておいた方がええはずや。

良い時に悪くなることの準備を怠らない

これがこの説話の現代での活かし方や。

②未来を見据えて今の全てを捨てる決断をすることも時に大事

 未来を見据えて、今の立場や職業、住んでいる場所などを思い切って捨てて、新天地で活動するという決断も時に大事になるねん。

なぜなら、環境が変化していく世の中では自分も徐々に適応していかな、お金を稼いでいくことは難しいと思うんや。職業にいい悪いはないと思うけどな、より稼げる職業とより稼げなくなる職業はあると思うねん。

例えば、銀行員やと昔は公務員とあまり変わらずの世間からの評価で年収も高かったし、安定もしていた。ただ今やと銀行以外にもお金を調達する手段は増えたし、わざわざ銀行からお金を借りる人も減ってきてしもた。

もちろん銀行がこれから年収も上がっていって、安定もしていく
という自分なりの確信があるならええんやけど、人口減少社会で低金利、お金を借りてくれる人も少なくなってきてるとなれば、銀行の明るい未来は想像しにくいわな。

だからこそ、今稼げている仕事であっても今後10年後、20年後見据えて年収が下がっていく仕事は選ばん方がええし、そういう職場なら早く転職した方が将来の自分のためになるはずや。

だからこそ時には、周囲の反対されたとしても全てを捨てて、新しい場所で新しい仕事を始めることも大事やと思うねん。

未来を見据えて今の全てを捨てる決断をすることも時に大事

それが現代でのこの説話の活かし方やと思うねん。

まとめ

まとめ

 今回は、『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』(集英社 著者:石角完爾)に載っている37の説話の1つとして、

【ユダヤ人の黒い瞳】

を紹介したで。

今回の教訓は、【好調な時こそ、苦境への準備をせよー時に全部捨てる「レハレハ」の勇気を】やったな。

また現代の日本での活かし方としては、

①良い時に悪くなることの準備を怠らない
②未来を見据えて今の全てを捨てる決断をすることも時に大事

になるはずや。

また説話を聞いて、それで終わってしまっていてはもったいないと思うで。説話を活かすためにも、是非「現代の日本での活かし方」を参考にして、行動してみてな。

もし不明な点があれば、コメント欄での質問も待ってるで。

今後も偉人の名言や行動を通して、あなたの人間関係やお金、生き方、健康などの悩みを解決する手助けをするから、良ければフォローお願いするわ。サポートもお待ちしてるで。

最後まで見てもろて本当にありがとうな。
また次の記事で会おな。

【説話をもっと読みたい方へ↓】
ノーベル賞受賞者の約20%を占めるユダヤ人の教えが学べる本はこちらです🍀


よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは、記事執筆の活動費に充てさせていただきます!! これからも価値ある情報発信に努めていきます。