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ー過ちを改めたら、そこから一歩踏み出そうー【西郷隆盛(武士、政治家)】『日本の名言100 』83言/100言 解説

今日も記事を見ていただきありがとうございます!

世界では今もどこかで「名言」が生まれています。そんな中で私たち日本人の偉人が残した名言にはどんなものがあるのでしょうか?

私は、昔から名言や偉人が好きで、趣味で多くの偉人や名言を調べてきました。目にした名言の数は軽く1000は超えます。

その経験を活かし、「名言から元気をもらいたい方」「偉人が好きな方」「過去の偉人の経験から学び、今の自分を変えたい方」に対して、このnoteを書いています。

このnoteのシリーズでは、

『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)に載っている日本人が言った「100の名言」について、1つのnoteで1言ずつ紹介していきます。

その際に、「名言の紹介」と「名言の意味と背景」、「現実生活での活かし方」を書きました。私は、名言を聞いて、現実生活で活かしてこそ本当の意味があると思うのです。

皆さんも是非、名言を聞いたら、現実生活でどのように活かせるか?まで考えて本noteを活用していただければ幸いです。

それでは早速名言の解説からいきます。

【西郷隆盛(武士、政治家)】名言

過ちを改めるにあたっては、
自ら誤ったと思いついたら、それでいい。
そのことをすぐに思い捨てて、
ただちに一歩踏み出していくことだ。
過ちを悔しく思って
その過ちをとりつくろうと心配するのは、
例えば茶碗を割って、そのかけらを集めて
合わせようとしているのと同じであり、
全く意味もないことである。

『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)p194

名言の意味と背景

先生の解説

 過ちを犯したと分かったのに、改めることもなく居直ってしまうことが本当の過ちであると、『論語』の教えにもあります。このことを、西郷隆盛は茶碗の例で分かりやすく言ってくれています。


一度茶碗を割ってしまったら、必死になってかけらを集めても元に戻ることはないのです。まずは自らの過ちを認め、しっかりと謝って、そのような過ちを二度としないように気をつければいい。


 中には、他人の過ちを許さない人がいますが、それはそれまでの人なのです。過ちを認めて謝る人に対してぐずぐず言う人がいたとしても、もうどうしようもありません。


誠意を見せている以上、そこから先は相手の問題だと考えるしかありません。早く、次の生産的なことに力を入れるべきでしょう。


 一度過ちを犯した人のその先の行動に目を向ける人、その過ちが人間として向上するきっかけになってほしいと思える人は、自らもまた大きな人、向上できる人なのです。


他人の過失への向き合い方も、自分自身にとっての勉強です。

現実生活での活かし方

現実のイメージ

ここからは、この名言を「現実生活で活かしていくとしたらどうするべきか?」を話していきます。

この名言を現実生活で活かすとしたら、「自分が過ちを犯したら、素直に謝り、他の人が過ちを犯したら、すぐに次の対応策を取る」ということになるでしょう。


なぜなら、自分が犯した過ちはすぐに認め謝罪した方が信頼回復が早く、他人の過ちをずっと責めても時間の無駄だからです。


例えば、会社が不正をしていた際の対応を見れば分かります。会社が消費者に不利な不正をしていた場合には、すぐに素直に謝罪会見を開き、全ての経緯を話し、次への対応策を取ることが望ましいです。

もしそうしないとビッグモーターの保険金水増し請求問題のように、次から次へと幹部内でのLINEトークが流出したり、街路樹への除草剤を撒いた問題など、色々な問題が噴出してしまうからです。

消費者からしても「隠そうとしていた」として、会社の信頼はさらに下がってしまいます。


だからこそ「自分が過ちを犯したら、素直に謝り、他の人が過ちを犯したら、すぐに次の対応策を取る

これが現実生活でのこの名言の活かし方だと思います。

まとめ

まとめ

 今回は、『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)に載っている100の名言の1つとして、

【西郷隆盛(武士、政治家)】の名言

過ちを改めるにあたっては、
自ら誤ったと思いついたら、それでいい。
そのことをすぐに思い捨てて、
ただちに一歩踏み出していくことだ。
過ちを悔しく思ってその過ちをとりつくろうと心配するのは、
例えば茶碗を割って、そのかけらを集めて
合わせようとしているのと同じであり、
全く意味もないことである。

『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)p194

を紹介しました。

今回の名言の意味と背景は、【一度茶碗を割ってしまったら、必死になってかけらを集めても元に戻ることはないのです。まずは自らの過ちを認め、しっかりと謝って、そのような過ちを二度としないように気をつければいい】でした。

また現実生活での活かし方は、【自分が過ちを犯したら、素直に謝り、他の人が過ちを犯したら、すぐに次の対応策を取る】になるでしょう。

また名言を聞いて、それで終わってしまっていてはもったいないと思います。説話を活かすためにも、是非「現実生活での活かし方」を参考にして、行動してみてください。

もし不明な点があれば、コメント欄での質問もお待ちしています。

今後も偉人の名言や行動を通して、あなたの人間関係やお金、生き方、健康などの悩みを解決する情報発信をしていくので、フォローお願いします。サポートもお待ちしております。

最後まで見てもらって、本当にありがとうございました。
また次の記事で会いましょう!

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