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【明日に種を蒔け】「タルムード」金言集(18話/37話) 解説

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『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』(集英社 著者:石角完爾氏)に載っている37の説話について、1つのnoteで1話ずつ紹介していくで。

その際に、「説話の解説」と「教訓」、「現代の日本での活かし方」を書いたで。俺は、説話を聞いて、現実生活で活かしてこそ意味があると思うねんな。良ければ、参考にしてな。

それでは早速説話の解説から行くで。

【明日に種を蒔け】説話の解説

明日に種を蒔け。夕べにも手を休めてはならない。
それとこれ、どちらの種の芽が出るのか、
あるいは双方等しくし種の芽が出るのか、お前にはわからないのだから。
(コーヘスト書第11章6節)

『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』(集英社 著者:石角完爾氏)p144

教訓

美人先生

企画・立案ができる人材養成をー売れる商品にはダイバーシティが必要

リスク分散とダイバーシティ

これがこの話の教訓やねん。

現代でのリスク分散とは、「資金を様々な金融商品に分けて投資すること」を指すねん。

現代でのダイバーシティとは、「個人や集団の間に存在している様々な違い」のことを指すことになるな。様々な違いとは、年齢・性別・国籍・学歴・人種・民族・宗教・性的指向などのことを言うてるわ。

ユダヤ人は、この教訓のとおり、常に明日芽吹くかもしれない種を撒き続けてるんや。どれが実を結ぶかはわからないが、種は蒔かなければ実ることはない。

ビジネスで言う種とは、企画・アイデア・立案のことや。またハードに関わるコンテンツの販売などのことを言うで。

これからは、企画・立案ができる人材養成をしないとあかん。

なぜなら企画・立案分野の方が大きな利益を生むことになるからや。例えば、セブンイレブンは、大きなブランドをフランチャイズのお店に貸すことで、そのうちの何割かをロイヤリティとしてもらっとる。

セブンイレブンのフランチャイズになることで、フランチャイズに加入したオーナーは、物流網を確保することができ、よくわからない名前の小売店より消費者に信頼して物を買ってもらえる可能性が上がる。

ここでセブンイレブンは、そのブランドを貸す会社になるわな。もちろん多くの利益をもらうことができるのも、この仕組みを企画したセブンイレブン本社になるわな。逆にフランチャイズ店のオーナーは、雀の涙程度のお金して手にすることができひん。

つまり結論として、実際に企画・立案を担当する分野の方が大きな利益を得ることができるんや。

ただ日本の会社は、この企画・立案部分が非常に下手くそやねん。日本の会社に勤めとるのは、今でも日本人が多くを占めとる。そして、その会社のお客さんのターゲットは、日本人がメインや。そうすると、どうしても、世界中の人から商品を買ってもらうのは難しくなる。日本人は、どんどん人口が減っていくけど、世界の人口はどんどん増えていっとるな。

つまり少なくなっていく日本人の市場を多くの人で取り合う構造になってしまうねん。

そうではなくて、もっとダイバーシティ的に世界市場の要求の多様化に応じ企業側も人種、性別、年齢、信仰などにこだわらずに、多様な人材を活かし、最大限の能力を発揮させなあかん。

全く違った家庭環境、人種、国、歴史を持った人にも商品を届けていかないと、日本企業の利益もどんどん小さくなってしまうな。

だから「企画・立案ができる人材養成をー売れる商品にはダイバーシティが必要」ということやねん。

これがユダヤ人が肝に銘じている、お金やビジネスに関する原則やねん。

現代の日本での活かし方

現代の日本のイメージ

ここからは、この話を「現代の日本で活かすとしたらどうするべきか」を話して行くで。

この「明日に種を蒔け」の話を現代の日本で活かすのであれば「もっと世界の人に対してマーケティングを行う」ということや。

なぜなら、今の日本は日本人だけに物を売ろうと思っても、人口減少社会に入っとるから市場はどんどん小さくなっていってしまっとる。

だから、世界の人の趣味嗜好・考え方を学んで、そういう人にどんどんマーケティングを行わないと生き残っていくのは難しいねん。

例えば、マーケティングをしていく上では
・海外留学をしてみる
・海外の人の友達を作って、趣味嗜好を学ぶようにする

こういうことをしていくと、日本人だけではなく海外の人の考え方や趣味嗜好を知るいいきっかけになると思うで。

孫子も言うとった。

”敵を知り己を知れば百戦危うからずや”

まずは、敵(世界)を知らないと、その人に物を売っていくのは難しいと思うで。

だからこそ、「もっと世界の人に対してマーケティング企画を行う」
(その為に海外の人の考え方を知る)

それが現代でのこの説話の活かし方やと思うねん。

まとめ

 今回は、『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』(集英社 著者:石角完爾)に載っている37の説話の1つとして、

【明日に種を蒔け】

を紹介したで。

今回の教訓は、【企画・立案ができる人材養成をー売れる商品にはダイバーシティが必要】やったな。

また説話を聞いて、それで終わってしまっていてはもったいないと思うで。説話を活かすためにも、是非「現代の日本での活かし方」を参考にして、行動してみてな。

もし不明な点があれば、コメント欄での質問も待ってるで。

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最後まで見てもろて本当にありがとうな。
また次の記事で会おな。

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