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【モーゼの反論】「タルムード」金言集(14話/37話) 解説

今日も記事を見てもろてありがとう!。見てくれるあなたがおるおかげで、記事執筆を続けられとる。本当に感謝👏

『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』(集英社 著者:石角完爾氏)に載っている37の説話について、1つのnoteで1話ずつ紹介していくで。

その際に、「説話の解説」と「教訓」、「現代の日本での活かし方」を書いたで。俺は、説話を聞いて、現実生活で活かしてこそ意味があると思うねんな。良ければ、参考にしてな。

それでは早速説話の解説から行くで。

【モーゼの反論】説話の解説

神ー「エジプトにお前が行ってユダヤ人全員を救い出して来い」

モーゼー「そりゃ無理ですよ。名もない私が行って、ユダヤ人に向かって
     救出に来たと言っても誰も信用しませんよ」

神ー「私がついておる。安心せい。私がお前をエジプトに派遣するのだ」

モーゼー「神様、冗談言っちゃ困りますよ。私がエジプトに行ってユダヤ人
     全員の前で、『お前たちの神が私を派遣した。私は神の使いとし
     てお前達を救出に来た』と言ったら、ユダヤ人は何と言うと思い
     ますか。『神だって?聞いたことないな。その神の名は何なん
     だ?』と質問するに決まってますよ。私は何と答えればいいんで
     すか?』

神ー「私は私だ」

モーゼー「そんなんじゃユダヤ人は納得しませんよ。お前は神を見たことあ 
    るのかと聞いてきますよ。そう聞かれたらどう答えるんですか?」

神ー「心配するな。私が奇蹟を見せてやるから」

モーゼー「私は口下手で演説も上手くできません。ユダヤ人を説得できませ
     んよ」
神ー「誰が人間に喋ることを与えたのだ。私が人間に口を与え言葉を与えた
   のだ。安心せい。お前には私がついている」

『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』(集英社 著者:石角完爾氏)p122〜123

教訓

美人先生

疑問の精神こそ道を拓くー「NO」、そして「because」を言う訓練を

「なぜ?」を忘れると思考停止になるで。だからこそ、ユダヤではそれほどに「疑問を持つ」ことは叡智の源泉になると理解されているんや。

これがこの話の教訓やねん。

今回の説話においても、モーゼの言うユダヤ人たちの言動はいかにも不遜や。何しろ、神である証拠を見せろ。じゃないと誰が信用するかと、神の存在を突き放しているからやねん。

逆に「なぜか?」の理由を言えるということは、そのことについてのしっかりした論拠と知識を持っていることになるから重要やねん。

他の例で言うと、「タバコは体に悪い」という主張があるとするやろ。
その主張に「なぜ?」と聞かれて、「タバコの煙には有害物質が数百種類含まれていてそのうち70種類が発ガン性物質で、ガンにかかるリスクが上がるからです」と言えるということは、しっかりとした論拠と知識を持っていることになってるやろ。

何事も、なぜ?と聞かれた時にしっかりと答えられるようになってないと、日々の成長もないし、深みのある人間にはなれへん。

人に流されたまま、損をする人生を歩むことになってしまうんや。

結果的に、「疑問の精神をずっと持ち続けること」

これがユダヤ人が肝に銘じている、お金や成功に関する原則やねん。

現代の日本での活かし方

現代の日本のイメージ

ここからは、この話を「現代の日本で活かすとしたらどうするべきか」を話して行くで。

この「モーゼの反論」の話を現代の日本で活かすのであれば「①人に対してなぜかを恥ずかしがらずにしっかり聞くこと ②常になぜ?を考えるのをやめない」ということや。

なぜなら、「なぜか?」を考えないとどんどん思考停止が始まり、脳の劣化に繋がっていくからや。

①に関して、例えば、自分がわかっていないことでも人はわかっている振りをしたがる。何でか言うと人に自分のことを馬鹿やと思われたくないからや。

仮に「なぜ円安や円高になったりするんですか?」と疑問に思っていたとしても、多くの人がいる場では質問できひんことが大半やろ。なぜなら仮にそんな質問をしたら、「そんなこともコイツは知らんのかいな」と思われるのが嫌やからや。

でもこれを続けていくと、知ったかぶりの癖がついてしまう。俺なんかそんな癖がついたせいで、よく分かっていないFXの自動売買システムを100万円で購入してしまった。

今でも後悔はしてる。
あの時、もっと疑問を持って相手に聞いてたら、そのお金を払わずに住んだんと違うやろかなと。でももう時間は巻き戻せへん。

繰り返しになるけど、

①人に対してなぜかを恥ずかしがらずにしっかり聞くこと 
②常になぜ?を考えるのをやめない

それが現代でのこの説話の活かし方やと思うねん。

まとめ

まとめ

 今回は、『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』(集英社 著者:石角完爾)に載っている37の説話の1つとして、

【モーゼの反論】

を紹介したで。

今回の教訓は、【疑問の精神こそ道を拓くー「NO」、そして「because」を言う訓練を】やったな。

①人に対してなぜかを恥ずかしがらずにしっかり聞くこと 
②常になぜ?を考えるのをやめない

これがこの話の教訓やねん。

また説話を聞いて、それで終わってしまっていてはもったいないと思うで。説話を活かすためにも、是非「現代の日本での活かし方」を参考にして、行動してみてな。

もし不明な点があれば、コメント欄での質問も待ってるで。

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最後まで見てもろて本当にありがとうな。
また次の記事で会おな。

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