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レンタル"ただいる人" Case1: ワークショップへの同席

先日、レンタル"ただいる"人、初のお仕事に行ってきた。今回は、ワークショップにアシスタントとして、"ただいる"というお仕事だった。

依頼経緯と内容

私が属しているコミュニティで、会ったこともない人が、ワークショップのアシスタントを募集していた。アシスタントと言っても、設営のお手伝いをするとか、何か話すとか、受付やるとか、そういったDoingの依頼はなさそうだった。誰かが"ただいる"だけで、場が変わるからいて欲しい…というような趣旨の依頼だった。とりあえず手を挙げてみたところ、特に何もなくお仕事が決まった。

当日までどう過ごしたのか?

事前に、ワークショップに関する簡単な実施経緯や意図が記されたドキュメントが送られてきた。目は通したのだが、中身はよく覚えていない。特に事前打ち合わせもなく、本番当日を迎えた。

当日現場に行ってみると、同じコミュニティに属しながらも、知らない人が2人。会場がここなのかもよくわからず、挙動不審になりながら入室するも、特に緊張はしていなかった。そして、なんとお車代を頂いてしまった。レンタル"ただいる"人の初収入!

ワークショップ中、覚えていること

アシスタントでもなく、受講生でもなく、"ただいる"人

アシスタントという立場ながら、何をやっていたかというと、傍からみたら、参加者に混じって普通にワークショップを受けていた。とはいえど、参加者であるという意識もなく、アシスタントとして〇〇せねばならないという役割をまとっている感じもなく、"ただいる"人。ファシリテーターがワークショップ中に音楽を流していることに突っ込みを入れたり、他の参加者とペアワークをしたり…要は、"ただいる"人として、自分の内側から湧いてきたことを、誰これタイミング関わらず、ただ表現していたような感覚だった。

おバカの影響ってなんだろう?

そういえば、ワークショップ開始直前に、椅子に座ろうとして、派手にすっ転ぶ…という事件があった。後、当日たまたま履いてきてしまった5本指ソックスが恥ずかしくて、誰かにバレる前に自分でバラしてしまおうと思って、自分で5本指ソックスネタを披露してみた。後は、エヴァンゲリオン初号機が覚醒している絵柄のTシャツを着ていた。こういうのって、場に何かしらのインパクトを与えていると思うんですよね。しらんけど。

アシスタント?受講生?

ペアワークでお互いをインタビューするようなワーク中には、週刊Fridayの記者を演じて突撃インタビューをしてみた。また、ペアワーク中に、来年度のビジョン???的なものが、湧いてきて、楽しくなってしまった。来年度やりたいことが具体的なイメージとしても出てきた。更に、ビジョン実現に向けた、波乱万丈の道のりをどう乗り越えていくのか?に対するとてもシンプルで深い示唆も得られてしまった。その気付きは、来年度に向けて進もうとしている自分自身の背中を後押ししてくれる体験だった。

アシスタントという役割でありながら、サービスを提供しようという気概は1mm程度で、むしろ受講生を超える学びを勝手に自分で受け取ってしまいました。

しらんことは、しらんし。

お互いの活動に対してアドバイスし合うようなワークでは、正直困った。自分の知らない領域の活動が故に、何もアドバイスができない。「なんもアドバイスができなくてもしゃーない。別に背伸びする必要もないし、思ったことを言おう」と割り切ってみた。感想を述べることと、質問をすることだけをした。最後は、「Let's Go!」みたいなおバカなノリで、(物理的ではなく)ケツを蹴っ飛ばしてみた。

何がどんな影響があったのか知らないけど、相手の参加者は、開始前より、少しばかりか、顔の緊張感がほぐれ、未来に対する期待感に包まれたような表情になっていたように思う。しらんけど。

妄想癖を刺激してムフフ。

その他、ワーク中、「アフリカ」という言葉が出てきて、なんか鳥肌が立つような内から湧いてくる疼きもあった。帰りの電車の中、一人妄想がはじまり、ムフフが止まらなくなったので、「アフリカ」をテーマとした新たな企画を発起させることにもなった。これが、どう発展していくのかは、しらんけど。

また、同じワークショップを開催して、それが価値あるかどうかなんてどうでも良くて、参加者がそれぞれ好きなメッセージをもらって帰るような場を開催してみたいな…という疼きもでてきた。本当にやるかどうかは、しらんけど。

気づいたこと・発見したこと・学んだこと

自分のBeingが与えたインパクトを、自分で気づくことは難しい。
だから正直、よくわからない。

ただ、少なくとも、特に肩肘張らずに、好きなようにその場にいて、いたずらしたい時はいたずらしたし、特に何もない時はボォーっとしていた気がする。

好きなように、"ただいる"だけ。

それでいて、周囲が勝手に何かのインパクトを受けて、ハッピーになったり、気づきをもらったり、勇気をもらったり、何よりも自由に表現する許可を受け取ってくれていたのだとしたら、それは幸せなことだと思う。

しらんけど。

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