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サウナの聖地「しきじ」へ行った〜「ととのう」とは〜

先日、サウナの聖地と呼ばれる静岡県にあるしきじへ行ってきた。
しきじが聖地と呼ばれる所以は滝のように流れ落ちる弱アルカリ性天然水の水風呂へ入ることができるからである。
サウナはサウナ室、水風呂、ととのうがワンセットになるが、しきじはこの水風呂が抜群に素晴らしく、柔らかい水質で他の追随を許さない高いレベルで提供をしている。

本noteは最後まで無料で公開するので、サウナに興味に興味を持った人や、サウナへ行きたくなった根っからのサウナジャンキーは読了後一刻も早くサウナへ行ってほしい。

気持ちいいサウナの入り方は準備が大切。準備をすると大変気持ちよく味わえる儀式について。

サウナへ行くときは単にサウナへ行くだけで終わっていないか?勿論、それだけでも大変気持ちいいのがサウナだが、なかなか行くことのできない静岡市のしきじまで出向いたので、最高の「ととのう」を手に入れるために俺はある準備をした。

サウナへ行く前に外の暑い日差しの中で身体を動かし汗を流し、火照った状態でしきじへ向かう

これが最高のととのうを手に入れるためにした儀式だ
これとても大切な儀式で、例えば空腹のあとに食べるラーメン、運動したあとに飲むポカリ、外仕事を終えたあとのビールはいつもより格別な気分になったことはないだろうか?

毎日でも行けるようなホームサウナならまだしも、滅多に行くことができないサウナの聖地しきじへ向かうからには念入りに準備をして行きたいし、美女と初めて会う時のように上から下まで手入れを行い、準備バッチリでしきじへ向かうことにした。

サウナの聖地「しきじ」について。着いてもすぐに入場できるとは限らない「しきじ」の罠。

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「しきじ」は静岡県静岡市にある24時間営業のサウナだ。首都圏から車で向かう場合は3時間程度は覚悟した方がいいくらいには遠い場所に位置している。

着いても安心はできない。駐車場が満車で車が止められない事態に遭遇する確率が極めて高いくらい人気なのが「しきじ」だからだ。

俺は運良く20分程度で駐車できたが、曜日や時間によっては駐車スペースが一向に空く気配がなく、近隣のパーキングに止めてタクシーで向かうことも視野に入れたほうが良い可能性がある。

店内へ入ると次は整理券を配布される。サウナで整理券?と思うかもしれないが、全国屈指の人気サウナしきじでは感染症対策のために入場制限を行っているのだ。

だが、安心してほしい。日曜日の夕方に行った俺は20分程度で入ることができて、時間制限はなかったので気が済むまで「しきじ」を堪能することは可能だ。

料金体系

男性:平日1,400円、休日1,600円、朝6時~9時 夕方5時~深夜2時までのサービスタイム900円
女性:終日900円

詳しくはしきじ公式ホームページで確認をしてほしい。
https://www.instagram.com/rumi_watanabe_ex/?hl=ja

最高の「ととのう」を手に入れるためにはいきなりサウナに入らない。俺流サウナの入り方。

サウナ→水風呂→外気浴のループも良い。実際、これが一番効くという人もいるし、否定もしない。
俺の場合はこれをやると末端まで温まるのに時間が必要で、身体は火照って汗も充分出て水風呂へ行きたい気分なのに末端が温まっていなく、水風呂へ入っても包み込まれる感覚が薄くなってしまう。

「しきじ」レベルに水質の良い水風呂ならこのループでもいいかもしれないが、ほとんどの人のホームサウナの水質なんて水道水だと思う。

これを解決するために俺はまず温泉に浸かる。オススメは炭酸風呂だが、ない場合は普通の風呂や薬草風呂でも構わない。ここで末端を温めてからサウナへ行く。

俺のサウナルーティンを公開するから参考にしてみてほしい。

温泉(10分程度)→サウナ(5〜15分程度)→水風呂(2〜3分程度)→外気浴(10〜15分程度)

1セットおおよそ40分。これを3〜5セット程度繰り返す。勿論、間に水分補給は忘れずに行うこと。

3回目くらいで強烈な「ととのう」感覚を味わえる。至福の時間。このためにサウナへ通っている。

「しきじ」という強烈な個性。サウナの聖地と呼ばれるその姿とは。

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ここまで色々と書いてきたがそろそろ「しきじ」について詳しく触れていきたいと思う。
料金体系については記載したので、ここからは「しきじ」の中について説明していく。

いささか昭和レトロな受付を過ぎて暖簾をくぐり風呂場へ入るとそこには異質な光景が広がっていた。

韓国から薬草を取り寄せた薬草風呂、水流が強すぎるジャグジー風呂、天井から滝のように天然水が流れ飲める水風呂
床から突き上げる高温スチームが熱すぎて苦しすぎる薬草サウナ、全国から集ったサウナー達が集い100度を超えるフィンランドサウナ
床一面に敷き詰められた整い椅子、そしてなぜかサウナハットが禁止されている

この文章を読んだだけで「しきじ」がどれだけ強烈な個性を持っているか分かると思う。

個性は好かれる、嫌われる、これが両極端に存在する。例えば個性の代表格といえば熱狂的なファンが多数存在するラーメン二郎がある。
これこそまさしく「一部の熱狂的なファンが多数存在するビジネスの最も分かりやすい例だ。

満車で駐車スペースがなく最初から面食らった「しきじ」ではその後も数々の「個性」にやられっぱなしだった。

もちろん、全ては徹底した「サウナ」へのこだわりの為である。今回は残念ながら「しきじ」での食事はできなかったが、近所には食事処も多数あるのでサウナ後の食事にも困らない。

「ととのう」とは合法ドラッグである。日常にある幸福体験。

「ととのう」感覚は人によって違うかもしれない。おおよそこういった感覚的なものは千差万別であり、答えは存在しない。けれども、俺は「ととのう」を合法ドラッグだと思っている。勿論、最高の「ととのう」を手に入れるためにはそれなりの「儀式」を必要とするが、それすらも苦にならないほどこの「ととのう」の感覚に魅了されている。

本書を読んでいる人の中にはまだ「ととのう」という感覚がどういったものなのか、胡散臭い男どもが連呼している意味がわからない、ヤク中の成れの果てが「ととのう」なのかと思っている人もいるかもしれないので、ここに俺の「ととのう」を記載していく。

・色彩が豊かになり輪郭がはっきりと見える
・多幸感に包まれ、考え事が捗る
・音の輪郭がはっきりして、鮮明に聞こえる
・食事の味が美味しく感じ、食欲旺盛になる
・前向きな気持ちになる

決してアッパー系ドラッグの話をしているのではない。もちろん、ダウナー系でもない。サウナの話をしている。勘違いしないでほしい。

完璧に「ととのう」感覚を手に入れたときは、上記のようなことが起こる。
別に嘘を吐いているわけではない、誇張しているわけでもない。

ただし、ここまで行くには何回も通い、自分なりのサウナ感覚を身に着けなければいけない。俺の方法を書いたけど、人によっては全然違う。そして、どれが正解、どれは不正解などはない。

しかし、サウナーに共通しているのは「ととのう」感覚を求めて、今日も足繁くホームサウナへ通っている。

そして俺もこれを手に入れるためにサウナへ通っている。もちろん、できるだけその前に汗を流すようにしている。

健康になる合法ドラッグ、それがサウナである

今年の夏は思い切り汗を流したあとにサウナへ入ろう。きっと最高の体験が待っている。


最後までご覧いただきありがとうございました。宜しければ「スキ」を頂けると嬉しいです。

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