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効果絶大!英語の「音読」

小学校に入ったら音読


子供が小学校に入った時、毎日「音読」の宿題がありました。
ちゃんとお母さんに聞いてもらった証しとしてサインをしてもらい、次の日担任の先生がそのサインをきっちり確認していたことを覚えています。

音読とは『文字を読んで理解してそれを声に出して自分の耳で聞く』こと

つまり、たくさんの感覚を同時に働かせていることになります。そのため前頭前野が活性化し、記憶力をアップさせたり、コミュニケーション能力を高めたりする効果があるそうです。また音読している間は言語中枢をフル回転させているため、集中力も養われるとのことです。

なるほど、これだけの効果があるのですから、小学校でお勉強を始めたばかりのとっても大切な時期に、先生が毎日サインを確認してまで音読させていたのも納得です。

英語の音読

この「音読」、読むものが英語でもやはり絶大な効果があります。英語講師、英語コーチとしての私の指導でも、長文を読んだり、文法問題を解いたり、英作文をしたりと、英文と触れる時にはどんな時でも必ず音読をしていただいています。(サインを確認なんてことはしませんのでご安心を笑)

では、英語の音読にはどのような効果があるのでしょうか。

1.リーディング力を強化でき、リーディングスピードがアップする
音読をすると、英文を返り読みをせずに語順通りに読み進める訓練になる。語順通りに読むことで英語ならではの語順、文構造を体感体得するようになる。戻らないで読み進めることができ、英文の文構造を理解できるようになることで、リーディング力、リーディングスピードがアップする。

2.スピーキング力を強化できる
手本となる音声を聴いた後に、その音を正確に再現することを意識しながらリピート=音読すると、発音が矯正され、英語特有のイントネーションや音声変化が身につく。音読を繰り返すことは発声器官が英語を話せるように筋トレをしているようなもの。結果としてよりスムーズに、伝わりやすい英語を話す土台作りとなる。

3.リスニング力を強化できる
正しい発音を身につけて、比較的長いフレーズをまとめて英語で発声することができるようになるにつれ、聞き取れる音が増え、聞き取れる英語が長くなるという効果がある。それがリスニング力がアップにつながる。

4.単語と文法知識が定着する
意味を理解しながら=英文の内容をイメージしながら音読することで、視覚、聴覚、発声器官を使いながら脳で意味処理することになる。その過程で単語と文法が定着し無意識で運用できるようになる=自動化される。小学生の音読効果と同じで、記憶力集中力がアップした中で行うため効率よく定着するのだろう。

これらの効果を一言でまとめると『英語を英語のまま理解できるようになる』ということだと思います。私自身その効果を100%実感体感しています。

効果を出すために大切なこと

絶大な効果のある英語の「音読」ですが、ただただ英語を読むだけでは効果は期待できません。肝心なのは、単語や文法、文構造など全てを理解できている英文で行うことです。読んでいる文章の意味を理解しながら、つまり脳内で意味処理を行いながら音読することが大切なのです。また、まだご自分の発音に自信の無い方は、是非音声付きの英文を選んで音読するようにしてください。自己流で音読していると間違った発音やアクセントが身についてしまうという残念なことにも、、。そうなるとリスニング力も伸びませんね。

もしご自分だけではどのレベルの英文を選んだらよいか分からない、音読してはいるものの正しい方法でできているか確認したい、音読したいのだけど英文の意味を正確に取るのが苦手、という方がおられましたら、英語コーチにお願いするというのも賢い選択です。英語コーチはあなたが英語の「音読」を通じて絶大な効果を得るのをきっと喜んでサポートしてくれますよ!

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