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会社、倒産しました~事務指定講習備忘録(15回目 倒産編)

こんにちは、士業開業準備中のZoroと申します。本日は会社倒産に関する手続きをご紹介します。


衝撃の展開

課題書に「事例会社は大口取引先の急な倒産のあおりを受けて倒産することになりました。必要な手続きをしてください。」と淡々と記載されているのが少し怖い。。。現場ではそれどころじゃないんだろうなと思いますが、さっそく必要な手続きを確認しましょう。

必要な手続きの整理

企業倒産時に必要な手続きは色々ありますが、事務指定講習では大きく3つの手続きを学びます。
①雇用保険:雇用保険適用事業所の廃止手続き
②健康保険、厚生年金保険:適用事業所全喪手続き
③労働保険(徴収法):確定保険料・一般拠出金申告書、還付請求書

本来は、各保険の被保険者資格喪失届をの手続きも必要ですが、今回の事務指定講習では省略となっています。

それでは、順に内容を確認します。

雇用保険適用事業所の廃止手続き

「雇用保険適用事業所廃止届」を作成・提出します。記入する箇所は少なく、様式集の参考例に従って作成すれば特に難しくはないと思います。

健康保険、厚生年金保険:適用事業所全喪手続き

「適用事業所全喪手続き」を作成・提出します。こちらも、記入する箇所は少なく、様式集の参考例に従って作成すれば特に難しくはないと思います。

全喪理由が、企業倒産(解散)の場合は、記入事項が少なく、作成は容易ですが、理由が他の事業所との「統合」、「休業」の場合は、記入事項が増えますので注意が必要です。

次回は、労働保険(徴収法)の確定保険料・一般拠出金申告書、還付請求書についてご紹介したいと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました。



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