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「ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング Webマーケティングの成果を最大化する83の方法」を読んでマーケティングを学ぼう(その7)

こんにちは、士業開業準備中のZeroと申します。開業へと背中を押してくれた書籍の中からマーケティングを勉強した本をご紹介しています。「Webマーケティングを学ぶ」をテーマに、木下 勝寿さんの「ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング Webマーケティングの成果を最大化する83の方法」を取り上げて気づきや学びを発信しています。


今回も前回に引き続き、事前リサーチの具体的な方法について確認します。

手順④:競合のマーケティングを丸裸にする

ターゲットユーザーがどの検索エンジンでどんな検索キーワードで検索するのかを考えます。
そして、そのキーワードを使って検索したらどんな競合の商品サービスが表示されるのか確認します。

本書では、「オリゴ糖」の健康食品を例に挙げて説明します。
「オリゴ糖」というキーワードと一緒にどのようなキーワードで検索しているのかをキーワードアドバイスツールを使って調べると、
「オリゴ糖 成分」
「オリゴ糖 抽出方法」
といったキーワードがでてきますが、これらはあくまでも「商品起点」のキーワードに過ぎず、「ユーザー起点」ではありません。

ユーザーはどのようなシーンでオリゴ糖の健康食品を必要としているのでしょうか。例えば「便秘」に効くのであればどのようなシーンで便秘がちになるのか、例えば「女性」であれば「妊娠」中だ・・・といった具合に、ユーザーの年齢・性別・ライフイベントを考慮に入れて考えるのが大切だと著者は説きます。

「妊娠 便秘」で検索すると、「便秘解消のマッサージ本」が出てきたら、それが実はオリゴ糖の健康食品の競合であるとわかります。
決して同じジャンルのの商品が競合ではないことがポイントです。

また、ユーザー起点で競合を知る方法として、ポーターの「ファイブ・フォース」が参考になるとのこと。

手順⑤:「商品を買わない」という選択肢をつぶす

例えば、高齢者向けの携帯電話の競合は「携帯電話など持ちたくない」高齢者の感情であるように、競合とは決して同業者ではないことがわかります。

この場合、どのキャリアが良いか、料金が高いか安いかは高齢書にとって何の意味もないことがわかります。

この場合、高齢者に対するキメ台詞は何でしょうか?気になる方はぜひ本書をご覧になってください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。次回は「誰に」伝えるのかについて書きたいと思います。


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