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「ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング Webマーケティングの成果を最大化する83の方法」を読んでマーケティングを学ぼう(その5)

こんにちは、士業開業準備中のZeroと申します。開業へと背中を押してくれた書籍の中からマーケティングを勉強した本をご紹介しています。「Webマーケティングを学ぶ」をテーマに、木下 勝寿さんの「ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング Webマーケティングの成果を最大化する83の方法」を取り上げて気づきや学びを発信しています。


徹底的に調査すべきこととは

「誰に」「何を」を決めるにはまず、
・その商品全体
・ユーザー(顧客)
・競合情報
の、3つを徹底的に知ることが必要である。

本書では、悪い見本が掲載されてあるので、ぜひ手に取って一読していただきたいのですが、例えば化粧品のことを全く知らない男性がつくる化粧品の広告はどこかとんちんかんで、「ユーザーのことが全く分かっていないな」と見透かされ、その商品の品質だけでなく、その会社の信用も失うことにすらなりかねません。

著者は、商品サービスの広告を作るためには、例えば「化粧品」の広告ではなく、その「商品」の広告を作らねばならないのであり、そのためには「ユーザー」「競合」「商品」のことを誰よりもよく知ることが大切だと説きます。

事前リサーチのゴール

「ユーザー」「競合」「商品」のことを誰よりもよく知るためには、事前リサーチが不可欠ですが、そのゴールは「自分の言葉でこの商品(サービス)の魅力を他人に話し、その人に”買いたい”と言わせる」ことができるようになることだと本書では説明しています。

それでは、事前リサーチの方法論を見ていきましょう。

マーケッターの役割とは

ユーザーにとって分かりにくいこと、よくわからないので刺さりにくいことを、わかりやすく工夫して伝えるのがマーケッターの仕事です。

そのためには、商品企画者や開発者からの情報をそのままユーザーに伝えるのではなく、自分自身で「売り」となる部分を再構築しなければなりません。

そのためには、ユーザーに対して自分の言葉でその商品の「売り」を説明し、本当に買ってもらえそうなのかを反応を見ながら探し出さねばなりません。

・・・しかし、これを実際にやるのは難しいですよね。。。自社商品サービスの売りを客観的にわかりやすく説明するのは難しいものです。直接聞いても本音が返ってくるかも怪しいです。。。

とはいえ、本書の事前リサーチのゴールを設定するという視点はとても斬新で是非取り入れたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。次回も引き続き「事前リサーチ」についてを読んで感想を書きたいと思います。

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