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安倍元総理を失ったこの国

おはようございます。

昨日、日本全国を駆け巡った衝撃的なニュース。

安倍元総理、銃撃され死亡

最初は、「心肺停止」と報道されましたが、夕刻には「死亡確認」という大変ショッキングな報道が為されました。

安倍元総理の政策には、賛否両論あります。

安保関連法の強行採決とか。

さらに、長期政権の弊害として、モリカケ問題などが生まれたことは事実だと思います。

ですが、殺していいはずがありません。

この国のことを誰よりも思い、国益優先で政治を貫かれたという意味では、間違いなく偉大な政治家であります。

心から哀悼の意を表し、謹んでご冥福を祈ります。

安倍元総理を失ったことによる損失

さて、本題。

安倍元総理を失った損失は、日本にとって計り知れないものがあります。

歴代最長政権を築いた手腕は、賛否両論あれど、後世に語り継がれるべきものです。

そこで、私が考える損失

   1 外交面での他国への影響力低下

   2 積極財政から緊縮財政へ舵を切る可能性

です。 

1 外交面での他国への影響力低下

まず、初め、外交面での他国への影響力低下が挙げられます。

安倍元総理の得意技、それは外交でした。

トランプ大統領が誕生してから、いち早く日米首脳会談を実現。

蜜月と言われるくらい、強固な日米関係を構築。(自分の利益ではなく、国益のことを考えてのこと)

台湾有事は日本有事と発言し、それが海外メディアから大きく取り上げられることもありました。

それら一部分を取っても、長期政権を築いたことによる、海外政府・海外メディアからの評価の高さが伺えます。

そういう意味で、安倍元総理の死去により、日本の外交力の低下は避けられないと思います。

2 積極財政から緊縮財政へ舵を切る可能性

続いて、これまで積極財政を推し進めてきた安倍元総理。

日銀の黒田総裁と組んで、大規模な金融緩和を進めました。

成功したかどうかは別として、事実として、株価の上昇に繋げました。

その積極財政派の安倍元総理の死去というのは、積極財政の旗印を失ったようなもの。

岸田総理は、どちらかと言うと緊縮財政派です。

事実、安倍元総理が銃撃されるというニュースが出てから、ドル円相場は

   円高方向

に振れました。

これは、日銀が円安容認の方針を崩すという見方が市場に広まったからです。

さらに言うと、参院選に勝つであろう岸田総理が参院選後、黄金の3年を手に入れ、財務省の言うことを全部聞き、緊縮財政に舵を切る可能性は十分にあります。

まとめ

以上、安倍元総理が死去したことにより

   1 外交面での他国への影響力低下

   2 積極財政から緊縮財政へ舵を切る可能性

について書きました。

本当にこの国はどうなるのでしょうか?

銃規制が世界で一番厳しい国と言われたこの日本でこのような蛮行が起こるなんて、信じられません。

民主主義の根幹を揺るがす出来事であることは間違いありません。

改めて、安倍元総理のご冥福を祈りたいと思います。



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