約10年越しの再会、今読めてよかったキセキの漫画。

コロナが徐々に日常を奪っていく中で始まった休校。年の離れたキョウダイにつらいときだからこそ心を腐らせてはいけない、時間のある日常をどう楽しもうかと考えていたときに、昔テレビで観ていたアニメのDVDを約10年越しに掘り出してきたことが始まりでした。

それが 『SKET DANCE』

当時の記憶とは曖昧なもので、とにかく面白い学園コメディアニメとの認識で再生ボタンをスタート。

するとそこで待ち構えていたのはただの笑えるアニメではなく、ガツンと拳で頬を殴られるような衝撃のストーリーも持ち合わせるギャップの強い物語でした。

これは絶対漫画(原作)で読みたい!と思い一気に全巻大人買い。本当にいい作品は出会うべきときに出会い、読むべきときに手元に届くんだなぁと思いました。

そこからコツコツ読み始め、ときには思いっきり笑い、時には本当に苦しく辛い気持ちになり、そして乗り越えていく力強さに憧れ、いつしか漫画を読んでいる間は自分もこの学園の生徒になり、主人公達とともに苦楽を共にしている感覚になりました。

この物語のすごいところはこの全32巻の中にある濃密な時間軸の中で、それぞれの登場人物の個性と人生、そして高校生という短くて長い時間を一緒に過ごしている感覚になるところです。

自分の高校生活はあまり楽しむことが出来なかったのですが、再度この漫画の中で学生生活をもう一度全力で駆け抜けた気持ちになりました。

読み終わったあとにどうしてもこの感動を文字にしたいと思い、勢いのままnoteデビューをしてみました。

昔読んだことのある人、まだ読んだことのない人。ぜひとももう1度、ぜひとも初めましてを。

SKET DANCEで語り合える仲間が増えますように。



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