夏休み・・・??

社会人になってから初めて大型の連休というものを取得してみました。
それまでずっとフル稼働していた頭をちょっとオフにして趣味のことや好きなもののことだけを考える8日間…至高でした。

まずは前半戦から。
5月19日から24日までずっと大阪にいました。
19日ブエノスアイレスの風
20日めぐり合いは再び/グランカンタンテ
21日Rain on Naptune配信
22日ブエノスアイレスの風配信
23日めぐり合いは再び/グランカンタンテ
24日めぐり合いは再び/グランカンタンテ(マチソワ)

その間新阪急ホテルにお世話になりました。

設備自体は古いなぁと感じるところはあるものの、レトロさもありつつ、閉館のお話も聞いていたので、今回宿泊することができてよかったし、何よりも5泊してのあの価格!衝撃でした。

まずはブエノスアイレスの風ですね。

画像1


タイトルも知っていたのですが、一度も拝見したことがなく、反政府ゲリラの…みたいなレベルでの知識のまま、今回の暁千星さんの主演舞台で初観劇となりました。ご縁があり、東京での特別公演も拝見させていただいていたのでより物語の世界に入ることができました。
冒頭の"Viento de Bunos Aires"は心地いい気分というか穏やかな気持ちに包まれるというか自然と物語に誘ってくれますね。幕開き前のリベルタンゴから世界は始まっているのですが…。

頽廃的な世界観の中にも、明日への希望を抱きながら進んでいくニコラス。
自分の信じてきたものを失うことで自分の進むべき道を誤って危ない道へ進んでいくリカルド。
二人の友情には何度泣かされたところか。
カーテンコールもすごく素敵でした。
イサベラも大人っぽさもあり、自分の家庭環境で抱えている闇を隠しながらニコラスと相対しながら、自分の踊りへの情熱と、明日は良くなると信じたい気持ちが伝わってきてよかったです。

下級生に至るまでお役があったり、タンゴで見せる場面があったり(個人的には蓮つかささんと結愛かれんさんのタンゴが好き)、あっという間の公演時間でした。
最初と最後に同じ曲がリプライズとして使われていると思うのですが、公演を見通した後のあの曲はどんなに辛いことがあったとしても明日への希望を失わずに生きていれば、ちょっとずつでも前進していけるというメッセージを1番に感じて、唯一のゲリラの生き残りで友達と呼べるリカルドを失ったニコラス、たった一人の家族を失ったリリアナにとってもこれからの二人にとっても希望とまでは言わないまでも道しるべになったらいいななんて思いながらじんわりしていました。
今後の月組さんも、そして星組に組み替えをされた暁さんの今後もすごく楽しみになりました。

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