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『暁に祈れ』
原題「A Prayer Before Dawn」
◆あらすじ◆
タイで自堕落な生活から麻薬中毒者となってしまったイギリス人ボクサーのビリー・ムーアは、家宅捜索により逮捕され、タイでも悪名の高い刑務所に収監される。殺人、レイプ、汚職がはびこる地獄のよう刑務所で、ビリーは死を覚悟する日々を余儀なくされた。しかし、所内に新たに設立されたムエタイ・クラブとの出会いによって、ビリーの中にある何かが大きく変わっていく。
触れ込みだと【想像を絶する劣悪な環境】【地獄】ってあったけど刑務所で起こる事だからだいたい予想通りだし想像を超えるものはなかった。
もしかしてアタシがそーいうのに免疫でき過ぎなのかもだけどさ。
だからその点重視で観ると盛り上がらない(個人感)。
が、実際の元囚人を多数起用してるだけあって、まぁタトゥーのオンパレードは見事だっ!
あれ全員描いてたらどれだけ時間あっても足らんわ(笑)
とにかくビリーの白さが目立つ目立つ!
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あとタイ語に対する字幕がほぼ無いから言葉の解らない不安感が伝わってその点は面白かった。
言ってみれば主人公のビリーが喋ってない部分は観客も何が起こってるのかわからないっつー新戦法。
いや、実際経験した本人はさぞかし怖かっただろうなと慮るわ。
要は『気軽にドラッグなんかに手を出すとこういう事も招きかねないぞ』と言う事なんでしょう。
発展途上国の刑務所は大抵こんな感じだろうし南米辺りはもっと酷いかもね。
タイは敬虔な仏教徒の国だから優しい人も結構居た。
かなり前の話だから今は多少改善されてるかもだけど軽くても何でも犯罪なんてものに手を染めてはいけない。
ドラッグで捕まったのに重罪房にオモテナシされる事もありまっせ。
「ミッドナイト・エクスプレス」的なの想像してたからちょっと弱かったかな。
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タイならではなのはレディ・ボーイの存在。
この件は美しいけど切なかった。
タイでタクシー乗ったらオネェさんの運転手で可愛かったのを思い出した。
パッポン通り辺りは楽しかったなぁ…遠い目。
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